2007年12月30日、中国のニュースサイト「中国ネット」は国内に2000万人いるとされる売春婦の経済状況について報道。
資料によると、彼女ら全員の年収総額は5000億元(約8兆円)に上るとされ、中国の国内総生産(GDP)のなんと6%を占めることに。北京などでの大都市で稼ぐ彼女たちの平均年収は20万元(約320万円)にもなる。【
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過去の報道によると、ある地方都市で市政府が売春婦一掃作戦を遂行したところ、これに怒った彼女たちがいっせいに銀行から預金を引き出し、取り付け騒ぎを起こした。結局、市政府側が折れて、彼女たちは「商売」に復帰できたという。このように、いまや“主幹産業”の一部となり地方経済を支える彼女たちの「商売」だが、1回400元(約6400円)が大都市での相場で、そのうちの30%を「場所提供者」のホテルやクラブに納める仕組みになっている。
ちなみに「お客さん」として彼女たちに最も人気があるのが韓国人男性で、その理由は「やさしく、対等に扱ってくれるから」だそうだ。(翻訳・編集/本郷智子)