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昨年の交通事故死者数、54年ぶりに5千人台に

2008年01月02日15時56分

 昨年1年間の交通事故死者は5743人で、前年より609人減ったことが警察庁のまとめで分かった。死者が5000人台になるのは53年以来54年ぶり。同庁は「飲酒運転の厳罰化や国民の意識向上で無謀運転が減った」と分析している。

 昨年1年間の交通事故は前年比6%減の83万3019件で、死者を除く負傷者も同5.8%減の103万4515人だった。死者数は過去最悪だった70年(1万6765人)の34%の水準。

 飲酒運転による事故は昨年1〜11月で6880件、死者は395人。統計が残る90年以降で、11月末現在での事故件数、死者数とも最少だった。

 都道府県別で死者が最も多かったのは愛知の288人で、北海道286人、東京269人と続く。少ない方では(1)鳥取34人(2)島根42人(3)沖縄43人の順だった。

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