2008年01月01日 更新

【やれんのか!】親友の清原前に“ヌルヌルなし”秋山が惨敗

06年大みそかの大会で、違反のクリームを塗布。無期限出場処分を経て、1年ぶりの国内試合となった秋山(左)。プロ野球オリックスの清原も応援に駆けつけたが、KO負けを喫した=撮影・荒木孝雄

06年大みそかの大会で、違反のクリームを塗布。無期限出場処分を経て、1年ぶりの国内試合となった秋山(左)。プロ野球オリックスの清原も応援に駆けつけたが、KO負けを喫した=撮影・荒木孝雄

 やれんのか!大晦日!2007(12月31日、さいたまスーパーアリーナ、観衆=2万7128=超満員)三崎の左フックに沈んだ秋山は試合後、相手から話しかけられても口を開かず、無言を通して姿を消した。06年大みそかの桜庭戦で、違反のクリームを全身に塗布。無期限の出場停止処分を受け、昨年10月に韓国での大会でリング復帰。1年ぶりの国内試合を白星で飾れなかった。

 観客席には親交があるプロ野球・オリックスの清原和博内野手も応援に姿を見せた。同内野手は昨年2月に遊離軟骨除去手術を受けシーズン途中での復帰を目指したが、症状は好転せず7月に再手術。プロ22年目で初めて1試合も出場できずに終わった親友を、元気づけることはできなかった。