2007年12月31日 更新

鶴瓶“熱愛ツッコミ”宣言!中居&倖田、紅白で交際報告か

倖田來未は自身のリハーサルで中居正広と“ペアルック”のような帽子をかぶったが、オープニングリハーサルでは脱いでいた(撮影・原田史郎)

倖田來未は自身のリハーサルで中居正広と“ペアルック”のような帽子をかぶったが、オープニングリハーサルでは脱いでいた(撮影・原田史郎)

 31日放送の「第58回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが30日、東京都渋谷区のNHKホールで行われ、熱愛が伝えられている人気グループ、SMAPの中居正広(35)と歌手の倖田來未(25)が同じステージに立った。2人が会話を交わすシーンは見られなかったが、白組司会の落語家、笑福亭鶴瓶(56)は本番でその関係について“ツッコミ”を入れることを宣言。日本中の期待を背に“大みそかのサプライズ”実現を図る。

 カメラのシャッター音が、何度も何度も鳴り響く。紅白を控えたステージに、中居&倖田が一緒に立った。女性誌にツーショット写真が激写されて以来、初共演だ。

 「究極のバラードを聞いてください。倖田來未さんで『愛のうた』」

 紅組司会の中居は伏し目がち、やや早口で曲を紹介。倖田もまた、真正面を向いて歌った。会話はおろか、視線すら合わさない。ただし、帽子だけは“ペアルック”。中居は前が白、後ろが黒、倖田は前が黒、後ろが白と、申し合わせたかのような配色だった。

 司会者面接で接触した前日29日は、ともに囲み取材がなく、移動の際には関係者がガード。この日も中居は午前10時半のリハーサル開始から登場したが、倖田は11時10分に会場入り。6分後の自身の出番に続き、午後1時からのオープニングのリハーサルでもニアミスしたが、再び接点はなかった。

 中居は予定されている紅組出場者とのハイタッチも行わず、司会陣同士のやりとりを倖田が笑いながら見たときだけが、唯一のコミュニケーション。そんな会場全体に漂うピリピリムードの中、鶴瓶が最強の“芸能リポーター”を買って出た。

 リハーサルの合間、報道陣との会話中に「中居が(司会中に)いらんことばかり言うんや」と切り出した。さらに「ツッコミ? ここぞって場面でしかいきません。倖田さんに関する質問? そんなの本番にとっておきますわ」と続ける。生放送での下半身露出癖が懸念されていた鶴瓶だが、どっこい“隠し玉”を用意し、交際を追求する腹づもりだった。

 当の倖田はレコード大賞出演の準備などを理由に、エンディングのリハーサルをキャンセル。セット替え中に話した和田アキ子(57)に「囲みの取材ぐらいしろよ。いつもリップサービスしているのに、アカンやないか」としかられると、「(取材が)あると思ってました。そうしたらマネジャーから写真だけですといわれ、何かあったのかなと思った」と弁解したという。

 結局、倖田は報道陣に2日連続のノーコメントで、午後2時前には裏口から脱出。一方、中居は終了後の直撃取材に「仕上がりは100%、完璧(かんぺき)です。あとは鶴瓶さん次第」と話したものの、恋愛に対する質問には無言で手を振るだけだった。2人の関係を明かすのも、鶴瓶の巧みな話術“次第”だ。 

■中居 正広(なかい・まさひろ)

 本名同じ。昭和47年8月18日、神奈川県生まれ。SMAPのリーダー。ソロ活動では「笑っていいとも!」など主にバラエティー番組で活躍。平成9年のNHK紅白歌合戦で当時25歳の白組史上最年少司会に起用され、10、18年にも白組の司会に起用された。ドラマでは7年「味いちもんめ」でテレビ初主演。14年には映画「模倣犯」で映画初主演を果たした。今月の野球の北京五輪アジア地区最終予選では「星野監督公認サポートキャプテン」に任命され、現地で声援を送った。

■倖田 來未(こうだ・くみ)

 本名非公表。昭和57年11月13日、京都府生まれ。平成12年11月に日本に先駆けて全米でシングル「TAKE BACK」でデビューし、翌12月に同曲で日本でもデビューした。第2弾シングル「Trust Your Love」のリミックス盤も全米発売され、ビルボード総合チャートで19位にランクイン。17年にはNHK紅白歌合戦に初出場したほか、日本レコード大賞も受賞。18、19年と2年連続で「ベストジーニスト」に選ばれている。身長1メートル54、血液型A。妹は歌手のmisono(23)。

★中居は意味深「変なうわさ勘弁して」

 中居は29日深夜放送のニッポン放送「サムガールズSMAP」で意味深発言。今年を振り返るなかで、「変なうわさもあって、勘弁してくれって。なんでオレがコイツとこんな風にならなきゃなんないんだよという、うわさもありましたけど」と話した。倖田の実名はあげていないが、交際否定を連想させた。収録は事前に行われていたが、果たして本音は?

★アッコ証言「いい方向」

 リハーサルの合間に倖田と会話した和田のもとには報道陣が殺到。中居との恋愛について、「言えないです。中居とも倖田とも仲がいいんで」と前置きした上で、「いい方向に進んでいる? と、思います。応援している? ハイ、2人ともいいやつだからね」と質問に答えた。自身の楽屋にはトイレが設置されていないそうで、「中居の部屋のトイレを貸りるっていったら、『ご自由にお使いください』だって」と明かした。

★キムタク「I don’t khow」

 中居&倖田の熱愛について、SMAPのメンバーは独特の言い回しでかわした。この日のリハーサルを終え、報道陣から質問を受けると、香取慎吾(30)は「ほら、きた〜」とニヤリ。続いて、木村拓哉(35)が「I don’t khow」とニヒルに答えた。また、15度目の出場となる紅白本番へ向けて、キムタクは「いやあ、まだまだでしょう」と控えめだった。