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日本初「水陸両用タクシー」年明けにも運行開始 大阪

2007年12月26日20時02分

 日本初の水陸両用タクシーが、1月上旬にも大阪市内で営業を始める見通しとなった。旅行会社「日本水陸観光」(大阪市)が道頓堀や大川など同市内の周遊観光を中心に予約制で運行する。運賃は1時間あたり1万円程度となる見込み。

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日本初の水陸両用タクシーとして運行されることが決まった四輪駆動車=07年10月、栃木県内で(NPO法人「大阪・水かいどう808」提供)

 国土交通省近畿運輸局が26日までに事業用の緑ナンバーを交付した。利用される車は、ダムの防災や調査に使われてきた四輪駆動のドイツ製水陸両用車。水陸両用バスの観光ツアーをすでに手がけているNPO法人「大阪・水かいどう808」理事長の須知裕曠(すち・やすひろ)さん(60)らが購入し、「大阪の観光活性化の目玉に」と旅客用に改造した。

 陸路は「日本タクシー」(大阪市旭区)が、水路は「大阪・水かいどう808」が運転・操縦を担う。定員5人で乗客は3人まで乗れる。問い合わせは日本水陸観光(06・6929・0110)へ。

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