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医療被害者 免責の導入に反対

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要望書を提出したのは、医療事故の被害者で作る「医療過誤原告の会」で、患者が死亡した医療事故の原因を第三者機関が調べる新しい制度について、被害者の立場から要望をまとめています。具体的には、第三者機関を設ける目的を、事故の原因究明や被害の救済、それに再発防止としたうえで、調査の結果、医師や看護師などの過失が明らかになった場合は、刑事責任を追及すべきだとしています。制度を検討している厚生労働省は、医療者に重大な過失があった場合は捜査機関に通知するとしていますが、医療界からは、第三者機関に届け出れば刑事責任を問わない「免責」の導入を求める意見が出ています。「医療過誤原告の会」の宮脇正和さんは、「免責を導入すると、責任があいまいになり、医療事故が繰り返されるおそれがある。過失に応じて刑事責任を追及し、被害者が納得できる制度にしてほしい」と話しています。
もどる12月28日 5時48分
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