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社会

帯広・恒例つかみ取り硬貨に交じり…なぜかおはじき 主婦「偽装では」(12/26 08:35)

「50円玉つかみ取り」のはずが…。おはじきが入っていることは事前に周知されていなかった

「50円玉つかみ取り」のはずが…。おはじきが入っていることは事前に周知されていなかった

 【帯広】帯広市の「年末全市連合大売り出し」恒例の抽選くじの賞品として行われた百円玉と五十円玉のつかみ取りで、主催した実行委が事前に知らせず、硬貨の中におはじきを交ぜていたことが二十五日、分かった。同市内の主婦などから「今年はやった一連の『偽装事件』と同じではないか」といった苦情が事務局の帯広商工会議所に寄せられ、同会議所は「説明不足だった。反省している」と陳謝している。

 大売り出しには帯広市内の商店や飲食店約三百三十店が参加し、八日から二十四日まで(抽選は二十五日まで)行われた。参加店で五千円以上使うと、くじを一回引ける。三等賞に当たる「百円玉つかみ取り」は二百四本、四等賞の「五十円玉つかみ取り」は四百七十六本用意した。

 同会議所によると、この二種類のつかみ取りで、それぞれ硬貨二百枚に対し、おはじきを百八十枚交ぜ、おはじきは取り出した数だけあめ玉と交換した。つかみ取りに挑戦した人は、本来得られるはずの金額の半分程度しか手にできなかったとみられる。

 昨年も百円玉のつかみ取りで、おはじきを交ぜたが、苦情はなかったという。同会議所は「一人に当たる金額を減らし、当選者を増やすためだった」と理由を説明している。

 しかし、事前の告知チラシなどでは、おはじきを入れることを明記せず、市内九カ所の抽選所で当選者に口頭で説明するだけだった。同会議所には「楽しみにしていた庶民を欺くやり方だ」「偽装事件まがいだ」といった四件の苦情があり、二十日、急きょ抽選所におはじき混入を知らせる張り紙を掲示したという。

 同会議所は事前の周知を怠ったことについて「大いに反省している。告知を徹底したり、おはじきを交ぜないなどの対応を検討したい」と話している。

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