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地上テレビジョン放送って何? |
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皆さんが普段、普通にご覧になっている民放・NHKのテレビ放送のことです。
BS・CS放送は、宇宙に浮かぶ人工衛星から電波を出していますが、地上放送はお住まいの地域の近くにある放送用鉄塔から、電波を出しています。
BS放送やCS放送と区別するため、「地上」とつけて呼んでいます。
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アナログとデジタルは、どう違うの? |
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例えば、テレビの画面は、電波に「画像信号」という情報として載せられます。
テレビ局から送る画像の明るさは、「とても暗い(真っ黒)」から「とても明るい(真っ白)」まで段階がありますが、アナログの場合は「とても暗い」から「とても明るい」まで連続的に変化する形(テレビの明るさのつまみを調整するみたいに)で捉えます。
ところがデジタルの場合は、その情報を「とても暗い」場合の電気信号を「00000000」という形で、「とても明るい」場合の電気信号を「11111111」という形で、「ほんの少し明るい」状態を「00000001」などという形で、すべての情報を「0と1」で表すのです。
今の例は画面の明るさでしたが、それ以外の情報(音の大きさ、画面の色、文字など)も同じように「0と1」の信号で表すことができるので、他のデジタル機器(パソコンなど)との情報のやり取りが簡単にできます。また、情報を加工することも簡単ですので、人間の耳には聞こえない高さの音を削ったりして情報の量を少なくし、通信しやすくしたり、いろいろな可能性が広がるのです。
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地上デジタルテレビジョン放送用チューナー(もしくは内蔵テレビ)は、もう売ってるの?いつから売り出すの?いくらくらいするの? |
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一部メーカーでは販売が開始されています。
詳しくは、各メーカーにお問い合わせください。
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デジタル端子(D3,D4)って何? |
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デジタル端子とは、テレビと他の機器をつなぐための端子で、写真のような形をしているものです。
現在D1端子からD4端子まであり、数が大きくなるほどより鮮明な画像を映すことができるようになります。
地上デジタル放送では、D3、D4端子がついていれば、専用チューナーに接続することでデジタル放送の特性(高画質・高音質)を楽しむことができます。
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現在、パソコンのモニターにTVチューナーをつけてTVとして使っていますが、地上デジタル放送は見られますか?どのようにしたら見られますか? |
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基本的には、普通のテレビの場合と同じです。
TVチューナーにさらにデジタル用チューナーを取り付けていただければ、現在の品質のテレビ放送は見られるようになります。
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現在室内アンテナを使っているのですが、どうすればデジタル放送が見られますか? |
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屋外アンテナを使っている場合と、基本的には同じです。
地上デジタル用チューナーを取り付けていただければ、現在の品質のテレビ放送は見られるようになります。
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チャンネルを繰り返し使用するって、どういうこと? |
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地上放送の電波は、普通、県庁所在地の近くにある、その県で一番中心的な送信所(これを親局と呼びます)から強い電波を出し、それが届かなくなるあたりに、親局の電波を受けて再送信する中継局を置いて、皆様のご家庭に電波を届けています。
アナログ放送の場合、例えば親局から1チャンネルの電波を出したら、中継局では、技術的な問題で同じ1チャンネルの電波を送ることができませんが、デジタル放送の場合、同じチャンネルで送ることができる場合があります。
つまり、デジタル放送ではアナログ放送より使うチャンネルをぐっと減らすことができ、余ったチャンネルを他の用途に使うことができるのです。
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VHFとか、UHFって、言葉は聞いたことがあるけど・・・? |
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両方とも、周波数帯域の名前です。
VHFは、別名「超短波」ともいい、30MHz〜300MHzの電波のことを言います。(ラジオのFM放送も、76MHzから90MHzの電波を使っていますので、VHFの一部です。)テレビの場合、90MHzから222MHzまでを使用しており、90〜96MHzを1チャンネル、96〜102を2チャンネル・・・と帯域ごとに番号を付けて使っているのです。
UHFは別名「極超短波」といい、300MHzから3GHzまでが該当します。その中で、テレビ放送では470MHzから770MHzまでを使っており、13チャンネルから62チャンネルの番号がついています
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関東などでは2003年に始まったのに、どうして遅いの?もっと早く始まらないの? |
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電波は、使用できる周波数に限りがありますが、日本は起伏に富んだ狭い国土の中にたくさんの人が住んでいて、使える周波数をぎりぎりまで使っている状況にあります。
そのような中で、全国いっせいにデジタル放送を始めると、同じ周波数同士で混信を起こしてしまう地域が、たくさん出てきてしまいます。そのため、3地域からデジタル放送を始め、少しづつ対策をしながら、全国へ範囲を広げていくこととなります。
各テレビ局の事情によって早くデジタル放送が始まる場合もあります。詳しくはまだ未定ですが、決まり次第、随時皆様にお伝えします
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2006年になれば、日本中どこでもデジタル放送が見られるようになるの? |
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2006年までにスタートするのは、少なくとも各県の県庁所在地周辺になります。
小規模な中継局では、各テレビ局の事情等により、デジタル放送の開始が2006年より後になることもあります。
各地域の詳しいスタート時期は、決まり次第皆様にお伝えします。
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UHFアンテナって何? |
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13チャンネル〜62チャンネルの電波を受信するためのアンテナです。
写真のように、細い棒が横に何本も並んだ形をしています。
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共同受信設備って何? |
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地形などの影響で電波の届きにくい地域でテレビを見るとき、その地域でお金を出し合うなどして、電波を少し離れた場所で受けて、ケーブルで各家庭まで送る設備を作ることがあります。
その設備のことを、「共同受信設備」と呼びます。
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電波利用料って何? |
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平成5年に導入された制度で、限りある電波を有効に活用するため、無線局を持っている方から一定の使用料をいただき、それをルール違反の無線局の根絶や、免許事務の能率化など、よりよい電波環境のために使用しているものです。
地上放送のデジタル化は、電波の「区画整理」を行い、空いた周波数をテレビ局以外の方にも使えるようにすることから、アナログ周波数変更対策にかかる費用を電波利用料から出すこととしています。
もっと詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。
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アナログ周波数変更対策をすると、デジタル放送が見られるようになるの? |
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アナログ周波数変更対策は、デジタル放送を始める準備として、現在使っているアナログチャンネル(周波数)を移動させるものです。
現在のアナログ放送をそのまま見られるようにするための対策であり、すぐデジタル放送が見られるというものではありません。ご了承ください
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うちのテレビには1〜9のチャンネルしかないのですが、デジタル放送では使えなくなるのですか? |
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リモコンに1から9までのチャンネルしかないのは、テレビ・リモコンを使いやすくするためであって、実際は日本全国で1から62チャンネルまでの幅広い周波数を使っています。
日本のすべてのテレビが対応していますので、デジタル放送専用チューナーをつければ、現在のテレビでデジタル放送を見ることができます。
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地上デジタルテレビ放送に関係する団体のホームページは? |
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こちらのリンク集をご覧ください。
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