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【静岡】

ひかり停車 浜松8本増、静岡は3本 JR東海、来年3月ダイヤ改正

2007年12月21日

 JR東海は20日、2008年3月15日に実施する新幹線、在来線のダイヤ改正を発表した。目玉は、浜松駅に停車する「ひかり」8本の増発。上り線で5本、下り線で3本が新たに停車するようになり、計34本となる。 

 浜松駅では、上り線は午前10時台、午後零時台、同2時台、同4時台、同9時台の1本ずつ増発。下り線は午後零時台、同2時台、同4時台に1本ずつ増やす。

 また、新大阪発三島行きの「こだま」(浜松は午後9時36分着)も1本増やし、浜松駅に停車する「こだま」は計66本となる。

 静岡駅に停車する「ひかり」も、上り線で午後10時台に1本、下り線で午前6時台に1本と午後10時台に1本増える。

 ほかにも▽すべての新幹線が品川、新横浜に停車▽東京−岡山間だった「のぞみ」15本を東京−広島間に変更▽朝夕の東海道・山陽直通新幹線を8本増発▽御殿場線と三島を直通する電車を3本増設−など、県内の利用客にとって、大きな利便性向上となる。

 今回の改正について、浜松市出身で東京−浜松間の新幹線をよく利用するという都内の男性会社員(38)は「ひかりは満席のことも多く、こだまで我慢することもあるが、本数が増えれば便利になる。こだまの2時間とひかりの1時間半の差は大きい」と歓迎した。

 たびたび東京に出張するという浜松市の男性会社員(39)は開口一番「昼間の1時間に1本あるのはとてもありがたい。朝の上りのひかりの混雑がひどいので、できれば今後は朝夕の増便もしてほしい」と話した。

 

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