完成披露試写会
日本・インドネシア合作
壮大なスケールで描かれる感動巨編
「ムルデカ 17805」ついに完成。



< 上段左から水橋さん、保坂さん、山田さん、イクバルさん、榎木さん、ゴープ社長 >
下段左から藤監督、藤村さん、アマリアさん、松原さん、浅野プロデューサー

4月17日、イイノホール(東京、千代田)にて「ムルデカ 17805」の完成披露試写会が行われました。

この映画は、第二次世界大戦後のインドネシア独立戦争へ参加した2,000人あまりの日本人兵士たちの、実話に基づく物語です。インドネシア人とともに戦うことを決意するひとりの日本人青年将校の姿を中心に、独立を勝ち取るまでの苦難の道程が感動的に描かれています。

ムルデカ(MERDEKA)とは、インドネシア語で「独立」を意味し、激しい独立戦争を戦い抜いたインドネシアの人々の精神的な支えとなった合い言葉です。

舞台挨拶には藤由紀夫監督、浅野勝昭エグゼクティブプロデューサー、インドネシア映画製作会社ラピフィルムのゴープ社長、山田純大さん、保坂尚輝さん、榎木孝明さん、水橋研二さん、ムハマド・イクバルさん、ローラ・アマリアさん、松原智恵子さん、藤村志保さんが出席されました。

出席者コメント(挨拶順)
浅野勝昭氏(製作)

この映画は以前製作した「プライド 運命の瞬間」と同様に“日本人の誇りを取り戻し、正しい歴史を残したい”というコンセプトのもと製作をさせて頂きました。この映画は多くの日本人、特に若い人たちに観ていただきたいと思っております。
山田純大さん

2ヶ月間にも及ぶ撮影において、テンションの高さを維持することが難しかったのですが、そのテンションが上手く映像に出てると思いますので、そこを観ていただきたいです。撮影においては、死ぬんじゃないか、と思うほど過酷でした。激しい爆発で、目に破片が入ったこともありました。地元インドネシアの方々と、言葉の問題はありましたが、一丸となって撮影をすることが出来ました。とてもいい映画に仕上がったと思います。

保坂尚輝さん

山田純大さんの言うように、みなさんテンションが高かったですね。また、知らない歴史的事実も多かったです。この映画は事実を元にした映画ですが、それが理由で出演を決めたわけではありません。僕らが撮影中に感じた新しい価値観を、みなさんにも感じていただきたいと思っています。

榎木孝明さん

台本を拝見した時、こんな戦闘シーン、本当に取れるのかなと実は心配でした。しかし、それが撮れてて驚きました。これもインドネシアの方々の協力がなければ撮れなかったろうな、そう思います。
水橋研二さん

みんないいチームワークで撮影でき、いいものが出来たと思っています。
ローラ・アマリアさん

参加できて嬉しく思います。この映画で2つの国をもっと良い関係にしていければいいなと思っています。言葉の壁もありましたが、みんな一丸となって撮影できました。「ムルデカ!!」と叫ぶシーンでは、撮影中にあまりにも感動的なので泣いてしまいました。この映画がインドネシアでも日本でもヒットできればいいなと思います。
みなさんよろしくお願いします。
ムハマド・イクバルさん

この映画は僕にとって初めての映画で、とても印象的でした。日本のことをよく知らなかったのですが、撮影が始まる前までは、日本の人は頭が固く優しくない人ばかりだと思っていました。でも撮影を進めていくうちに、本当は、優しく礼儀正しい方々ばかりだということを知りました。
松原智恵子さん

私は映画の中では保坂さんの娘の役なんです(笑)。昨年の夏に撮影のためジャカルタへ行ったのですが、日本とは違う、とても過ごしやすい夏を過ごさせていただきました。
藤村志保さん

私が演じましたのは、命よりも大切な可愛い息子がインドネシアに骨をうずめると決め、最愛の息子と2度と会えなくなる事はひどくつらいことではあるけれども、息子のため我慢しなければいけない!そんな本当の日本のお母さん。撮影中はスッタフやキャストの方々の、身も震えるような頑張りを見させていただきました。
藤由紀夫氏 (監督)

スタッフ、キャストともにつらい条件の中でよく頑張り、とてもいいものが出来たと思っています。 現地でオーディションを行ったのですが、毎日何人ものインドネシア人に会いました。ローラは2人目に会ったのですが、会ったその時に、彼女で行こうと決めていました。ムハマドくんも一目見て“彼で行こう”と思いました。彼は新人だったので、殴り合いの撮影の時などは、ショックだったのではないでしょうか(笑)。
ゴープ社長 (映画製作会社ラピフィルム)

ムルデカは、ラピフィルムにとって、はじめてアジアで合作した映画です。これまでの作品の中でも、とても印象に残りました。 俳優のみなさんの努力で完成することが出来た映画だと思います。日本人のスタッフからは多くのことを勉強させていただきました。撮影では、“なぜこのシーンのためだけに場所を色々と変更するのだろう”と思いましたが、完成した映画を観て、そのわけが分かりました。
本作でみなさまに感動をお届けできると信じております。また、世界的にも本作品は良い成果を得られるでしょう。
 
「ムルデカ 17805」は、
5月12日(土)より全国東宝系にてロードショー!
 

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