調査リポート
男性の“座りション派”は半数、“たまに座って派”も――松下電工調べ
男性の“座りション”が増えている。8年前の調査と比べ3倍以上増え、その原因は掃除の手間軽減にあるようだ。ちなみに、最も飛び散らないのは「水たまり」。
[Business Media 誠]
男性の小便スタイルは“座って”するのが当たり前――!? 男性の座りション率は49%に達し、1999年の調査と比べ3倍以上に増えていることが分かった。
松下電工は「トイレ使用実態調査」を実施した。インターネットによる調査で、関東・関西に在住する30〜50歳代の夫婦1036人が回答。調査期間は2007年6月。
尿が最も飛び跳ねるのは?
座りションが増えている背景として、同社は「掃除の手間軽減が考えられる」と指摘。さらに同社では、実際にどれほどの飛び散りがあるのかを実験した。放尿を想定して、高さ75センチから30秒間放水(1回の尿に近い400CC)、そして便器の真ん中(水たまり部分)、奥、手前、の3カ所で検証し、飛び跳ね数を確認した。
その結果、水はね数が最も多かったのは、手前の311滴、次いで奥の207滴、水たまりの85滴だった。水たまりに放尿すると“音”がするため、奥さんの気持ちを配慮して手前や奥に目掛けている人もいるはず。それが皮肉にも、尿の飛びはねにつながっているようだ。
夫婦間で食い違い
男女別でみると夫婦間で違いがあり、女性の53%は「旦那は座ってしている」と思っているが、いつも座っている男性は27%。トイレ掃除を減らすため、奥さんは「座って」とお願いしているものの、言うことを聞かない夫がいるようだ。「たまに座ってする」と回答した13%の男性は、外では立ち、家では座っているのかもしれない。
年代別(男性回答者のみ)でみると、小便を「いつも座って」する人は30代が31%で多く、50代が26%、40代が24%。
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