下関いじめ・県警が捜査資料一部開示
12/17
おととし下関市内の中学校で女子中学生が自殺した問題で警察が、捜査資料の一部を開示しました。この事件は、下関市の当時中学3年生だった安部直美さんが通っていた中学校で自殺したというものです。父親の慶光さんが、県の条例に基づいて県警に開示請求していたものできょう検視結果報告書など資料88枚分が開示されました。発生当時の現場の状況や両親への事情聴取、首に巻いたスカーフの写真などが明らかにされたということです。しかし、関係者への聴取などについては、相手が特定されないよう非開示となっています。=父親の慶光さん「娘が死んだことを当時否定しておったから、当時のことを忘れているともいえますが今あらためて読んで当時に引き戻されますけどまた一から自分の中で消化しなくてはいけないけよかったと思います。」=父親の慶光さんは県警に、不服を申し立てないとしています。この事件については山口地方法務局が学校でのいじめを認定し、調査書の一部を遺族に開示していますが、下関市教育委員会は「いじめ」を認めたものの自殺との因果関係はわからないとしています。慶光さんは、これまでの資料を踏まえ、今後、市に対し再度、問い質していきたいとしています。
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