現在位置:asahi.com>デジタル>ネット・ウイルス> 記事 「フリーターが生きのびるための手帳」ネットで公開2007年12月16日 フリーターが厳しい労働環境下で生き抜くギリギリのノウハウを紹介した「生きのびるための労働法」手帳を、フリーター全般労働組合が作った。ネットカフェなどでも入手できるよう、11月末からウェブサイトで公開している。
解雇や労災などに遭遇しても、不利益を最小限にとどめられる基礎知識を盛り込んだ。例えば、「解雇」「休暇」「給与」など7項目の対処方法を、Q&A方式で掲載。「労災」では、アルバイト先でのけがを治療した事例を挙げ、フリーターでも治療費を請求できることを説明。会社が拒否した時は「本人が直接申請を」などと、具体的な対応策を示す。 最後のページには、「仕事の記録」として一日の勤務時間を書くメモ欄を付けた。一定期間、記録しておけば、未払いの残業代を求める際の根拠に使えるという。 計16ページで、サイト(http://freeter−union.org/union/)に接続して印字し、折り曲げてとじれば手帳になる。「内容を増やすと読みづらくなるため、『生きのびるため』に必要なものに厳選した」と同労組は説明する。 個人でも加入ができるのが同労組の特徴。「一人でトラブルを抱えず、傷つく前に相談してほしい」と呼びかけている。詳細は同労組(03・3373・0180)へ。 この記事の関連情報注目アイテムPick UP - デジタルな生活を応援!、asahi.com shopping
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