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2007/12/15

護衛艦火災は隊員の放火

亡国のイージス 亡国のイージス
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2005-12-22

護衛艦「しらね」の火事は
自衛官による放火だと断言している人がいるわけだ。匿名メールで教えてくれたのも、実は自衛官なんだが、「しらね」というのは第1護衛隊群のフラグシップ(旗艦)で、観艦式では首相 が乗艦するという、いわば象徴的な存在なんだけどね。で、この人は「イージス艦」と呼んでいるんだが、正確には「しらね」はイージス艦の範疇に入ってないんだが、まぁ、同等レベルの船であるのは間違いない。

漁船を除く日本の鋼体船は火災が起きても区画閉鎖で酸素欠乏による自然消火となるよう設計されているのは海事関係者の常識である。
特に自衛艦は防火技術こそが 戦闘能力の核心となるのでつねに最高レベルの消火体制がとられています。
横須賀港停泊中のイージス艦しらねの戦闘指揮所CICで発生した火災は、23:30に出火、翌日06:30鎮火という時間と停泊中という状況下から、自衛官による放火の可能性が極めて高いとみて警務隊が捜査を開始している。

おいらも、放火である事は間違いないと思うんだが、自衛官ではないので、誰がやったかまでは判りません。つうか、常識的に考えれば、戦闘指揮所というのはやたら外から来た人が入り込める場所ではないのは確かだし、やたらと出火するような場所ではないのも確かだ。イージス艦の火事というと去年の11月、鹿児島港に寄港した米イージス艦「ハルゼー」が機関室から出火し、隊員が酔っぱらっていたため問題になったりしているんだが、機関室で火事が出るのは納得できる。油まみれで熱もあるんだから、燃えるのが当然だ。でも、停泊中の軍艦の戦闘指揮所から火が出るというのは穏やかじゃないね。

この火災で消滅する電子データや機器は先日のCICシステム情報科教育三佐以下、教育学校教官が逮捕された事への抗議と、防衛省背広組や統合幕僚幹部へ対する現場のクーデターとしての意味合いが強い。
CICが焼けたら廃艦に近い状態となる。
日頃は乗組員でさえ担当官以外は入れない最高機密区画であり、内部の写真すら公開されていない場所だ。
これは「火が消えない」のではなく「消せない」細工をしての放火であるのだ。

犯行理由については他にも、「特アの手先が自衛隊に紛れ込んでいる」とか「アメリカが何らかの理由で脅しをかけている」とかも考えられるんだが、いずれにせよ
内部の人間の犯行であるのは間違いない。とともに、最新鋭の軍艦といえども内部からのテロには弱いという事実が露呈されたというべきだろうな。

つうか、自衛隊はまず、身内のテロリストを捕まえろや!

コメント

しらねは最新鋭ではないけれど、
最新鋭であってもヒューマンエラーやヒューマンテロは防げないってことですな。

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