このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 社会 > ニュース


社会メニュー

パチスロで隣のボタン押し暴行事件に

 広島市安佐北区のパチンコ店でパチスロ機を遊技中、隣に座っていた男性客(61)のスロットのボタンを押し、口論となった末、暴力を振るったとして安佐北署は13日までに安佐北消防署員、西田和弘容疑者(49)を暴行の疑いで逮捕した。西田容疑者は「ボーナスが来ているのに絵柄をそろえられないのでボタンを押した」と容疑を認めている。親切心? イライラ解消? パチンコ店の“隣人トラブル”が暴行事件に発展した。

 「いきなり横からスロット機のボタンを押され口論となり、暴力を振るわれた」。12日午後2時25分ごろ、広島市安佐北区のパチンコ店から安佐北署に110番があった。通報したのはパチンコ店でスロット機を遊技していた広島市内の警備員男性(61)。暴行の疑いで現行犯逮捕されたのは広島市安佐北消防署員、西田容疑者。

 調べでは西田容疑者と男性は隣同士でパチスロ機を遊技していたが、男性のパチスロ機が当たりとなるボーナスに突入。ところが男性は初心者だったのか、なかなかパチスロ機の回転するリールの絵柄をそろえることができなかったという。

 せっかくのチャンスを“浪費”する男性に西田容疑者がたまらずアクションを起こした。右手を伸ばし、男性のスロット機のストップボタンを押した。この西田容疑者の“熟練の技術”に男性はプッツン。「気に入らない」と手を払いのけ、2人は口論になった。

 その後、西田容疑者が「表に出ろ!」と怒鳴り、男性の胸ぐらをつかんで壁に押し付けたという。調べに対し西田容疑者は「当たりのボーナスが来ているのに男性がなかなか絵柄をそろえられないのでイライラした。つい手が出てしまいボタンを押した」と供述している。

 広島市安佐北消防署は「事実関係を把握し、厳正に対処する」とコメント。同消防署によると、西田容疑者は12日は休日だった。消防署員としては30年のキャリアがある。趣味はパチンコという。

[2007年12月14日8時24分 紙面から]

【PR】

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

もっと見る



このページの先頭へ