佐賀大と鹿島市地場産業振興協議会はこのほど、祐徳稲荷神社の開祖萬子媛(まんこひめ)をキャラクターにした「萬子媛饅頭(まんじゅう)」を、同神社の市特産品まつりで限定販売した。
同大の学生ら5人が今秋、萬子媛の生涯を描いた絵本を出版したことをきっかけに、同大と協議会が萬子媛と夫の鍋島直朝をキャラクターにした新商品として開発。
協議会の菓子店・辰巳屋製。キャラクターの焼き印付きで、味はいちごとみかんの2種類。1個100円。珍しさも手伝い、用意した500個は完売した。
絵本作りに携わった佐藤三郎准教授は「地元のキャラクターが地域おこしにつながったら」と話している。
毎日新聞 2007年12月11日