| 欧州議会 慰安婦問題で決議 この決議は、フランスのストラスブールで行われたヨーロッパ議会の本会議で討議されたもので、賛成多数で採択されました。このなかでは、第2次世界大戦中の旧日本軍の従軍慰安婦問題について、集団で暴行が行われ自殺や死亡に至る例があったとして「20世紀最大の人身売買の一つだ」としています。そして、日本政府の対応について、「過去には日本政府高官が従軍慰安婦問題で謝罪の声明を出したにもかかわらず、最近になってこうした声明を撤回したり、弱めたりしようとする発言があることは遺憾だ」として批判しています。そのうえで、日本軍の強制によって若い女性が従軍慰安婦にさせられたことについて日本政府が明確に認めて公式に謝罪し、その歴史的、法的な責任を受け入れるよう求めています。従軍慰安婦問題をめぐっては、慰安婦の中にオランダ人の女性も含まれていたとして、ヨーロッパでは、オランダ議会も先月、同様の決議を採択しています。ヨーロッパ議会では、今回の決議文を日本政府と国会に送付するとともに国連の人権理事会にも送るとしており、日本政府は対応を迫られることになりそうです。 | 12月14日 7時11分 |
| | | 欧州議会 慰安婦問題で決議 12月14日 7時11分
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