いじめの実態を知りたい―。遺族の悲痛な叫びです。
おととし、滝川市でいじめを苦に自殺をした小学6年生の女の子の遺族などが、道教委を訪れ、いじめ問題の解決などを求めました。
道教委を訪れた5人の親たち―。いずれも、学校で子供がいじめの被害に遭いました。
(木幡幸雄さん)「担任との面談を要望します」
滝川市の木幡幸雄さん―。木幡さんは、おととし、滝川市内の小学校でいじめを苦に自殺した少女の遺族です。
(木幡幸雄さん)「見逃していたのかそれとも見てみぬふりをしていたのかその辺のことも知りたいです」
去年、木幡さんは空知地方の小学校を尋ねました。少女の元担任に会って教室で何があったのか知るためです。しかし―、
(木幡幸雄さん)「自分の教え子のことを、保護者が知りたいということをそれを第三者を入れないと話をいただけないということなんですか」
対応したのは、別の教員でした。翌日の授業参観の準備を理由に、姿を見せなかったのです。少女の自殺から2年3か月ー。木幡さんは、未だに元担任から、いじめについての説明を受けていません。
(木幡幸雄さん)「何ら進展がありません。滝川市教育委にはお願いしたが担任に会わせてもらえない」「そこに(要望書)経過も入っています」「何一つ解決していない!」
(2007年12月13日(木)「どさんこワイド180」) |