2007年 12月 12日
私の大好きな作家の一人、五木寛之さんが書いた「青年は荒野を目指す」のラスト部分にこんな一節がある。文章は若干違うと思うが、書いてみたい。
「人の青春は年齢ではない。人は今が青春だと思った時がその人の青春なのだ。」と。 そんな事を感じる事が出来る3日間だった。 先週の金曜日に突然九州立花組の極悪3人組(笑)が京都にやって来た。 現在、立花三年生のナオキ、昨年卒業した竜、元立花高校の社会人津野だ。 色んな課題を持ち、世の中からは決していいイメージでとらえられる事はないだろうこの3人。 それは写真を見てもわかるだろうが、オレの前にいる彼らの笑顔はまるで小学生のそれと同じだ。 以前、毎日放送のディレクターでもあり、今村組を世に送り出してくれた里見さんがオレにこう言った事がある。 その当時の今村組は今よりもっと過激なやんちゃが多く、今村組ではがんばるものの学校に戻ると先生のいうことも聞かないいわゆる不良が多かった 。 今村組が後ろ指指されないためにも「今村組」以外の場所でも「イイ子」でいることを強要していた私とその当時のメンバーとの心の間には溝が入りつつあった時、その事を悩んで彼に相談した事がある。 その時彼は私に平然とこう言った。 「今村組の子は不良だよ。立派な不良だよ。でもね、先生の前ではその『不良の顔』をかくしてイイ子でいたいと思うんだよ。それが長い間続いていくと彼らは知らない間にイイ子になって行くんだよ。先生の前だけでイイ子。いいじゃない、それで!それを批判する大人がいれば言ってやれ!『あんたの前でも子ども達がイイ子でいたい大人になれ!』って。世の中の大人がみんなそんな大人になれば、世の中から悪いこはいなくなるってね」 彼らを見ているそんな言葉が思い出される。 軽自動車で九州から13時間かけてやってきた奴ら達、笑うと少年のような笑顔になる奴ら達、 串カツやでとなりに座った家族の子ども二人がご飯をたべるなりゲームに没頭して、それを知らん顔してそれから1時間あまり食事をしている夫婦を見て「あれはあかんでしょう。家族で来てるんですから、オレ言いますから!」と本気でたしなめようとする奴ら達、今、教師を目指すために考えてもいなかった大学に進学しようとする奴ら達。。。。。。 夕べ3日間の感動の再会の最後の晩餐。 串カツ食べ放題の店で別れを惜しんだ。 帰り道、AYAがぽつんと「少し寂しくなるね」とつぶやいた。 九州福岡立花組。。。。 九州にあって尚、今村組の心を持ち続ける奴ら達だ。 最後の晩餐、今村組編 馬鹿者、竜・・・立花組(笑) 酎ハイ4杯で2回もはいたタカヒロ・・・また沈没寸前・・・ これも馬鹿者、龍(今村組)&竜(立花組) 又会おう!素敵な不良達と・・・ by e-than-kki | 2007-12-12 09:29 | 今村組 | Trackback
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