きょう午前、湯河原町の林道で、停めてあった車の中で男性４人が死亡しているのが見つかりました。車内には燃えた練炭があり、県警では集団自殺とみて調べています。

きょう午前９時２０分ごろ、湯河原町吉浜の林道を散歩していた男性から「目張りされた車が止まっている。

４人乗っているが死んでいるようだ」と１１０番通報がありました。

県警が駆けつけたところ２０代から３０代の男性４人が座席に座った状態ですでに死亡していて、運転席と助手席の間には焼け残った練炭が入った七輪がおかれていたということです。

県警では４人が自殺したものとみて身元の確認を急いでいます。

深刻化する医師不足を解消するための横浜市立大学医学部は来年度の入試から新たに「地域医療枠」を設け、入学定員を現在の６０人から８０人に増やすことになりました。

横浜市立大学医学部が入学の定員を増やすのは、医師不足を解消するため国が進めている「緊急医師確保対策」として行われるもので、来年度、現在の６０人から８０人に増えます。

増員される２０人については、県と横浜市が文部科学省や厚生労働省と協議した結果、一般枠のほかに新たに県内の地域医療を担う人材の育成を目的とする「神奈川県地域医療枠」として設けられます。

「神奈川県地域医療枠」に入学した学生は、卒業後一定期間、県内の医療機関で診療活動を行うことが条件となり、県と横浜市では県内への医師定着を期待しています。

クリスマスまであと２週間になりましたが、藤沢市の新江ノ島水族館ではデンキウナギがクリスマスツリーを点灯させるショーが行われ、クリスマスムードを盛り上げています。

このショーは、最大でおよそ６００ボルトの電気を発するデンキウナギを使って、クリスマスツリーに飾られたおよそ４００個の電球を点灯させるものです。

電球すべてを点灯させるとクリスマスの音楽が流れるようになっていて、デンキウナギが体を動かすときれいにイルミネーションが点灯して訪れた家族連れは興味深そうに見入っていました。

また、館内には太平洋のクリスマス島付近に生息するハナダイの仲間、クリスマスアンティアスや赤い体に白い点があるサンタエビとも呼ばれるシロボシアカモエビ、それに赤と緑がきれいなカージナルテトラなどクリスマスにちなんだ生きものたちが特別展示されています。

このほか、体が透明のミズクラゲをシャンパングラスに入れて積み上げたグラスツリーも飾られ華やかな雰囲気を演出しています。

このクリスマスイベントは今月２５日のクリスマス当日まで、新江ノ島水族館で開かれています。

去年行われた山北町長選をめぐり、インターネットの掲示板「２ちゃんねる」に相手陣営の幹部を中傷する書き込みをしたとして、山北町の男性町議が名誉棄損の疑いで書類送検されていたことがわかりました。

横浜地検小田原支部に書類送検されたのはことし４月の山北町議会議員選挙で、民主党の公認で４期目の当選を果たした茂木猛町議です。

調べによりますと去年７月に行われた山北町長選挙で、茂木町議は当選した瀬戸孝夫町長を支持していましたが、その際にインターネットの掲示板「２ちゃんねる」に相手陣営の後援会幹部２人を中傷する書き込みをした名誉棄損の疑いが持たれています。

書き込みは被害にあった男性が「児童買春で逮捕された」などといううその内容で、男性ら２人はことし３月に県警に告訴状を提出していました。

調べに対し茂木町議は容疑を認めていて「去年春から５０回から６０回、書き込んだ。

軽率な行為で度を過ぎていた。

反省している」と話しているということです。

山北町議会ではきのうこの事件についての調査特別委員会を設置し、きょう午後にも第１回の委員会が開かれます。

きょう未明、川崎市麻生区で住宅７棟を焼く火事があり、焼け跡から１人が遺体で発見されました。

火事があったのは、川崎市麻生区東百合丘の住宅地で、きょう午前０時１０分ごろ、会社員の崎敏信さんの家の２階から火が出ているのを近所の住民が見つけて１１９番通報しました。

火は崎さんの家と隣の住宅、合わせておよそ１４２平方メートルを全焼したほか、近くの住宅５棟の一部を焼いて、およそ２時間後に消し止められましたが、崎さんの家の居間付近から１人の遺体が発見されました。

崎さんは１人暮らしで県警では死亡したのは崎さん本人とみて、遺体の身元の確認を急いでいます。

現場は小田急線の百合ヶ丘駅から１キロほど離れた住宅地で、出火当時は付近の住民およそ２０人が避難する騒ぎになりました。