2007年01月31日
謎の多い車 差別の半径
人類に男と女、白色人種と有色人種、異なる宗教、が存在する限り 「 差別意識 」 はなくならない。 人類の戦争の歴史は、あらゆる差別が引きがねになっており、そのつど悲惨な結末になっている。 「 産む機械 」 という厚生労働大臣の発言は、柳沢大臣の、己のバカさ加減を国民に広く知らしめたものであろう。 知能指数の低い国会議員にはそれほど珍しくない騒動だから、まあ、どうなるかは楽しみにしたい。 責任をとる為にも、今後も大臣の職務をまっとうしたい、という大臣やら同類のボケ議員の発言は、責任の意味を完全にはき違いているのだが、それすらも解らないとしたら、本当のボケ、アルツハイマー、認知症だということだ。 ボケ老人どもが。 こんなボケ老人の集団が日本の政治を牛耳っているなんて、お笑い草なのだ。 柳沢を筆頭に、ボケ議員どもにはこう言っておく。 「 とっとと、失せろ 」 目障りだ。 さて、女性蔑視と叩かれているこの言葉、実は、女性同士でも存在する。 「 子供も生めない体なのお? 」。 これは男が思いつく文章ではない、 明らかに女性どうしの差別的な屈辱的な会話である。 野党の男どもが、ここぞとばかりに女性蔑視だ、と、いきまいているのだが、本音は 「 与党を攻撃する良い話題だ 」位にしか考えていない。 敵の足元をすくって転ばせるためには、何でも大げさに取り上げるのが政党の常識という事だ、まるで子供のけんかだな。 さて、差別意識の大きな半径が人種差別だ。 全世界的に広がる広大な半径に、収拾はつかない。 宗教もおんなじで地球規模で広がる差別意識ということである。 経済の二極化、生活水準の、学歴の、仕事、地位、持ち物から何が何でも 「 二極化 」 で物言う今の風潮は、明らかなマスメデイアの弊害だ。 少しはそんな傾向もなくはない。 しかし、だからといってそんな下らん流行語的意識を社会に広めてはいけない。 それが実は新たな差別の始まりだからである。 小さな差別の半径も、社会現象化すると知らないうちに大きな差別の半径になっていく。 差別はなくならない、しかしながら、新たな差別を生んではならない。
2007年01月30日
謎の多い車 撃墜
忘れかけていた第一次攻撃隊の戦果が発表された、合格発表のことだ。 結論から言うと「 不合格 」。 今まで2校の合格を勝ち取った報告をしておきながら、不合格、という不都合をこのプログで隠して、他の話題でお茶を濁すほどわたしはヤキがまわっていない。 ばか、も、利口もそのまんまお伝えする、不合格。 そういうことだ。 敗者の弁ほどみっともないものは無いので、これ以上はなーんにもいいませんよ。 残るはあと一校を残すのみで、これが2月の半ばである、まだ願書すら出していない。 ぼちぼちやりますね。 まあ、わたし的な感想を言えば、少し落胆したので、愛妻とエッチをする意欲は起こらない。 当然ながら、ポコチンも反応しない。 当の息子はいたって元気。 不合格発表のあと学校にとんぼ返りして、担任の先生や友達に 「 おちたああー 」、と報告したという。 夕食後は塾に元気にすっとんでいった。 愛妻は少々暗い。 「 ふごうかくなんんて、かわいそう。 あんな高校は燃やしちゃおうかしら、ね、ぱぱ 」 だと。 鉄筋コンクリートだからそう簡単には燃えないんだけどねえー、まあ、気持ちは解らないでもない。 我が家の空気はそんな感じで、三人三様という事である。 そうそう、撃墜、という題は不合格のことです、ねんのため。
2007年01月29日
謎の多い車 とっとと、失せろ
仕事がない、暇を持て余す、ねむい、そーんなじじい、が役所にたくさんうろついている。 ヒューマン的分類でいう 「 団塊のじじいども 」のことだ。 若手の技術者をとっ捉まえては、ぐたぐたと自分のあさーい知識を披露しては説教に余念がない。 こいつら団塊のじじいどものいのちはあと二ヶ月しかない。 定年退職という事である。 引き際くらいひっそりと、誰にも気ずかれずにさよならすれば良いと思うのだが、本人にしてみればそうも行かないらしい。 でも、それが迷惑なんだよなあ。 職場を見渡せば、よくもまあ、こんなに団塊が生息してるもんだ、と、呆れるやらばかバカしくなる。 肥溜めのボウフラのように毎日をお気楽にすごしている税金泥棒、役所に限らず民間にもおおいんちゃうか。 愛着のある職場だから最後の威厳を周囲に見せ付けている団塊の、器の小さい行動は、はっきり言って迷惑千番だ。 じじい曰く、「 おれだったらこうするけどなー、おまえには思いつかないだろうけどな 」。 別に、わたしが言われたのではないのだが、その、あまりにも傲慢な態度と、言っている中身の薄さに腹が立ったので、「 たいした意見でもないな、そんな事、解りきってることだよね 」 と、若者に言ってあげた。 団塊じじいは、思わぬ敵の出現にすごすごと机に帰っていった。 職場を去る寂しさは、おうちに帰ってしみじみと奥様と味わえばいいと思うのだが、いざ、家に帰ると奥様に相手にされない、みじめな自分に気がつくのだろう。 仕事の為には家庭を顧みず、とは、10億年も古い考えだ。 そんな石器時代の団塊は退職金が口座に振り込まれたとたんに奥さんから離婚届を突きつけられるだろう。 残念だがお気の毒に。 でもね、そんな不満、不安、を職場でウサ晴らししなくてもいいんじゃないんかいな。 ましてや、ふるーい人間のかびの生えた意見を、バリバリの頭脳明晰な若者に自慢してみたところで、だれも真剣には聞いていないんだよなあー。 団塊なんてしょせんそんなものに過ぎない。 毎日暇つぶしで職場に来て、目くら判を押しているそこのおっさん、とっとと失せろ、目障 ( めざわり )だ。
2007年01月27日
謎の多い車 教習車
昨日は春のような暖かさに誘われて、北茨城の五浦温泉に愛妻と行って来た。 道中の暇つぶしに、がら空きの常磐自動車道には必ず生息している覆面パトカーを、探し当てるクイズを愛妻とやった。 覆面パトカーは気を許しているとすぐ後ろについていたりするのだが、こちらから探そうとすると、いないんだわなあー・・。 愛妻は覆面の存在すら知らないので、 「 ね、ぱぱ。その覆面さんって、ふくめん、って、かいてあるの・・・? 」と言っている。 美野里PAを通り過ぎる時、本線合流車線の奥に、一台の白いクラウンが静かに停まっている。 待ち伏せとは卑怯なリ・・と言いたいところだ。 本線の電光警告板が 「 5キロ先、事故、車線規制 」 と言っている。 不謹慎だがわくわくして、5キロ先で茶色のBMW3が大破している。 ここで愛妻が 「 あら?ドイツのカローラだわ。 やすものね 」と、もっと不謹慎な発言をしている。 一般道におりて、「 教習中 」 プレートを掲げた教習車が、「 まったり 」 と前にいる。 この教習車は、まったく交通法規どおりの運転をする、当たり前だが。 黄色になったばかりの信号で、急ブレーキで停止線でむりくり停まる意味不明さに私は恐れをなして、それ以後は車間を10mとって後ろを 「 まったり 」 と走る。 教習車は国道6号に出る手前を左折してどこかに消えた。 五浦温泉の露天風呂から出て、海の前のデッキでうろうろして、右側に不自然な 「 ついたて 」がある。 なんか、目隠しのようで、反社会的な構造物と断定して、2mほどの高さのついたての向こうを、身を乗り出して覗 ( のぞき )き込んだ。 まさしく 「 のぞき 」 である。 ついたての向こうには、4、5人の若き女性の 「 すっぱだか 」 がありました。 張りのある 、はちきれんばかりの裸体ですが、瞬間的に見ただけなので、おま・・、いや、あまり記憶がないんですねえええええ。 これ以上、文章を継続すると、エロプログになってしまいますので、きょうはこのへんで・・・。 らたい・・・。
2007年01月26日
謎の多い車 いまから来てよ
私がポルシェを買おうと思ってから1年あまり、インターネットで色々な輸入販売店の在庫を調べては、問い合わせの電話をした。 わたしの欲しい車種は3.2Lの真っ赤なボクスターなのだが、お店によっては 「 その赤は無いけど、他の色ならなんとかするよ、996カレラも安くするからいまから来てよ 」、と言っている。 初対面、しかも電話での問い合わせに 「 いまから来てよ 」 というかるーいノリに 「 なんか、軽くて信用できないぞ 」と感じて、それっきり電話はしなかった。 千葉県の浦安だか幕張だかは忘れたのだが、湾岸地域の輸入車販売店で、名前はもう忘れた、なんとかZOO・・という名前であった。 いまはもう無い。 東京の三和自動車に電話した時にも同じ事を言われた。 「 千葉のデイラーより100万円は安くできるから、いまから来てよ 」 だ。 ここも何だかかるーいノリで、いい歳したおっさんが、あんちゃん言葉でしゃべっている。 なんでかなあ・・・などと考えて、理由がわかった。 盗難車。 海外でかっぱらてきた盗難車を窃盗団から買ってきて、「 ほら、新車でこんなに安いんだから、買ってよ、ねえ 」 となる。 すぐに入るから、やすいでしょ、色はおこのみで、・・・。 正規デイラーものでは絶対にありえないせりふである。 前出の三和自動車が窃盗団のブローカーからポルシェを仕入れている事はないだろうが、では、正規デイラーと、その区別はどう証明するのだろうか・・・。 高級輸入車は人気があるから、盗んでもすぐ売れてしまう。 盗んだポルシェをお客に 「 新車だけど安くするから、いまから来てよ 」と誘いをかけるわけだ。 何にも知らないで買ったお客は、高いお金を払って、わざわざ盗難車を掴ませられる。 その先、自分の車が盗難車だと解って警察に没収されても、払った代金は還ってこない。 「 おい、お金をかえせよ 」 と、怒ったところで、その車を売りつけたインチキ輸入会社はとっくにトンズラして、連絡はとれやしない。 払った金は戻らない、車は没収されて、結局一番バカをみるのは自分なのだ。 だから、高級車ほど、信用のある正規デイラーで買うべきだ。 ポルシェ、ベンツ、フェラーリ、ランボルギーニなど、超人気高級車ならばなおさらだ。 輸入自動車雑誌に堂々と広告を張っている輸入車専門のブローカーには細心の注意が必要だ。 わるいヤツほど堂々と悪事をはたらくものだ。 オークションや雑誌一面、カラーでの広告で信用させる手口は、犯罪の常套手段と心得よ。 高額なのもは、保証や整備や品質管理や顧客管理のしっかりした正規デイラーで買うほうが間違いはない。 この世の中には、平気で人をだます商売があふれかえっている。 そんな罠にかからないように、世の中、商売の99パーセントを疑ってかかるべきだ。 結局、損をするのはあなた自身なのだ。
2007年01月25日
謎の多い車 ウイングス
車のコマーシャルはどこのメーカーも似たり寄ったりなのだが、不思議とタイアメーカーのコマーシャルの印象は無い。 タイアという商品自体に派手さが無いのが原因なのか、BSにしろミシュランにしろコマーシャルの印象がない。 そんな、地味なタイアに最近、とっても印象的なCMが加わった。 「 オンザ・ウイングス・オブザ・グッドイヤー 」。そう、グッドイヤーのCMだ。 可愛い女の子の足元に羽があって、ふわふわ、と気持ち良さそうに浮いている、空中に。 CMの最後はタイアが真っ白い大きな羽を広げて誇らしげ。 なんとも幸せな、こころ和むCMだから、わたしは大好きなのだ。 タイアというと、やれグリップだ、安定性だと、ラリーや雪上のシーンばかりが登場してつまらない。 どう言ったらいのか・・・、楽しさに欠けるとでも表現しよう。 グッドイヤーは、私が子供の頃では高価高性能なタイアの代名詞であった。 憧れていたのが昨日の様に思い出されるのだが、最近では、とんと、話題に上らなくなってしまったようだ。 走り屋御用達のタイアは、ポテンザ、ピレリ、アドバン、パイロットスポーツが定番で、グッドイヤーの名前は出てこない。 わたしも、グッドイヤーの名前を忘れかけていたのだが、この純白の羽のCMで思い出したわけである。 このCMをとっても印象深くしているのが、BGMだった。 我が青春時代を代表するビリージョエルの 「 マイライフ 」 という曲だ。 他にも、多くの大ヒット曲を生み出したこのシンガーソングライターのアルバムは全て所蔵している。 十代の楽しい思い出をよみがえらせるグッドイヤーのCMは私の楽しい時代をよみがえらせた。 可愛い女の子の幸せそうな表情と、懐かしいBGMがとっても好感がもてるグッドイヤー、迫力満点の大きな白い羽が印象的である。 「 オンザ・ウイングス・オブザ・グッドイヤー 」、久々にかえってきたなつかしいブランドである。
2007年01月24日
謎の多い車 消耗戦
県内の高校受験は本格化し、多くの生徒たちが消耗戦を強いられている。 上を目指すほどに上位校相手、受験生同士の血で血を洗う闘いが激化し、今まで安泰だと思っていたレベルの高校に、容赦なく落とされる場面も多い。 第二次攻撃隊の息子の発表があった。 結果は合格であったのだが、この大学附属校の入試はすさまじいものになった。 3,000人の受験者に不合格者は1,800人にも及ぶ激戦だ。 実力のある生徒が番狂わせで敗れ去る恐ろしさは、いったい何なのかわからない。 結局は 「 試験は水もの 」 という古くから言われている、その通りのことなのだろう。 だとすれば、受かったのも、落ちたのも 「 時の運 」 だという事になる。 べつに、偏差値の高い高校に入学したからと言って、その子の将来が安泰かと言うと、そんな事は100パーセントない。 そんな事で人の一生が左右されたら、これから生きて行く価値すら疑われるという事になる。 出身校と人の幸せは全くリンクしないし、誰にでもほぼ平等に成功するチャンスは残されている。 結論はなにか・・・、その人の前向きな志 ( こころざし )と、過去を振り返らない 「 いさぎよさ 」 なのだ。 いまが勝ち組み、と安心しきって他人を笑うヤツは、近い将来、必ずやだいどんでんがえし、を経験してみじめな苦渋を味わうことだろう。 いま辛い思いをしている人は、必ずや近い将来に輝く未来の差し込む光りが見えるはずだ。 だから、ちょっとばかりの高校受験につまずいても、へこたれてはいけない。 100人の合格者の影には、300人の不合格者の涙がある。 敗者はおのれの 「 ばかさ加減 」 に気がついた。 勝者はおのれの勝利に酔うだけだ。 どちらが利口だろうか、決まっている。 おのれのバカさ加減に早く気がついた者が、将来はより多くの栄光をつかむに違いない。 自分のバカさに気がつかない、目の前の勝利に酔う利口の将来は悲惨なものになる。 いま負けたって良い。 負けて大いに反省し、くじけずに生きて行く 「 根性 」 を身につけるのも大切な事なのだ。 そこの、しょげている生徒諸君。 まだまだ勝負に決着は着いてはいないのだ。 自分の負けを認めるのはもう少し後にしなさい。 そして、たとえ敗戦の色が濃くなろうとも、決してへこたれるんじゃあないぞ。 そればかりか、いまの試練に立ち向かった君達の根性に拍手を送る。 やってみなければ解らない、でもやってダメならとっととあきらめろ。 そんな生き方でも何とかなると、ダメの積み上げ人生を送ったわたしが言うのだから、少しは正解だと思う。
2007年01月23日
謎の多い車 戦闘激化
昨日の第三次攻撃隊の成果が今日、確定した。 「 中型空母撃沈 1 」、 合格だ。 朝から多くの受験生と父兄が合格発表を見に高校に来て、あちらこちらで歓声があがっている。 わたしは今日は公務を休んで息子の成果をこの眼で確認した。 まあ、順当な結果だから、そう喜ぶ必要は無いのだが、気分は良いものだ。 息子は 「 ぱぱ、すぐに担任のせんせいに報告するから、かえるね、 」と言って、1人でとんぼ返りである。 合格発表の会場に取り残されて、しかたなく、後から駆けつける愛妻を待つ。 「 発表の場 」は悲喜こもごもだ。 うなだれた生徒、ひきつる親、足取り重く帰っていくそんな親子の後ろ姿に、正直、 「 すまない 」と思わされてしまった。 第一志望で受かれば他人が落ちる、落とされるのは気分が良いのだが、こちらは第三志望だからはなっから「 捨てる高校 」 でしかない。 今、私が手にしている合格通知書も、しょせんは紙切れ同然なのだが、他の生徒、父兄にとっては値千金のプラチナペーパーだろう。 受験とは競争社会の入り口だから、勝つ者もいれば、負ける人もいる。 さて、明日は第二次攻撃隊の戦果が確定する、次の合格発表だ。 そして、今週末には大物の、第一次攻撃隊の2次試験が待ち受ける。 その後は半月おいて、最後の第四次攻撃隊の最終爆撃が控えている。 これから、いよいよ戦闘が激化するだろう。 最終的にどんな結果になるかは、だれにも解らない。 しっかし、受験ってーのも、疲れるなあ・・。 これが今の私の本心だ。 あと、半月の辛抱・・・・・ はやく終わってくれ。
2007年01月22日
謎の多い車 縦断爆撃
夜明けの陽光を翼にうけて、第三次攻撃隊が空母を発進した。 爆撃目標は東京都内の私立高校。 2日間の休息の間に弾薬、燃料を補給し航空魚雷を装填した息子の一番機は、友軍機と共に目標を捕捉した。 英、国、数の筆記試験では敵空母に爆弾の雨をふらせ、その後の口頭試問で、とどめの航空魚雷を叩き込んだ。 「 今日の筆記試験の出来はとうでしたか? 」、の質問で 「 3科目ともほぼ100点をとれました 」。 「 志望校を聞かせてくれませんか? 」の質問に素直に答えたら、先生は黙って沈黙したという。 要は、 「 ここは第三志望です、いきませんよ 」と、言っているようなものだ。 失礼ではあるが、それが現実だから文句は言えまい。 今回のこの高校の募集人数は 「 若干名 」なのだが、実際にはかなりのさばを読んで合格者を出す。 つまり、併願者が多いので多くの受験生に 「 けとばされる 」ということだ。 まあ、学校側も承知の上だ。 高校は出来の悪い受験者を 「 はえ叩き 」 のように叩き落とす。 ハエだ。 しかし、出来の良い受験生には 道路に転がっている 「 石ころ 」 のごとく蹴られまくるから面白い。 落とす高校あれば、同時に蹴る生徒あり、だ。 強者は弱者をねじ伏せる、力関係はどこでもおんなじである。 それにしても、若干名、という日本語はどう解釈すればいいのだろうか。 こういう曖昧、自己都合的表現はさっぱり解らないのでやめてもらいたいもんだ。 こんな自己都合、こ都合主義は、世の中を見渡せばそこいらじゅうにはびこっている。 何処かの洋菓子店、スーパーゼネコン、県知事に電波局。 全部が全部、自分の都合で物事を解釈している。 え、どうなんだよ、そこの社長。 スーパーゼネコン、なーんて格好つけても、その真実は談合まみれの泥臭い、その辺の 「 土建や 」 だろうが、笑わせんなよ。 社会の為、なーんて、体裁の良い事ばっかり並べても、はらんなかじゃあ 「 自分の儲け 」だけが一番大切なんじゃあないのか? 世の中、そんな連中ばっかりだ。 受験だって同じだから、自分だけの都合で学校を選択してもぜんぜん間違いではないわなあ。 戦爆連合大編隊の第三次攻撃隊は、敵空母機動部隊に縦断爆撃を敢行して壊滅させた( と、思う )。 いよいよ、明日は合格発表だ。 つずきはまたあした。
2007年01月21日
謎の多い車 ダイヤの輝き
朝の9時頃にTXの駅前を通りかかったら、一台の車載トレーラーが路肩に停車していた。 積まれているのは、一台の真っ白な車。 フロントガラスから車体全てが輝く白さ、勿論の事、サイドのウインドウも真っ白だ、透明ではない。 近ずくにつれて、特徴のある白い車体の正体が解る。 ポルシェ・ボクスター。 横を通り過ぎて異様な白い車体が不気味であった。 最新モデルの新型車は車ごと白くラッピングされてデイラーまで回送される、なーんて、初めて知ったわいな。 こんなに大事にされてお客様の元に届けられている事は、オーナーも知らないはずだ。 出来れば、こういう姿も写真に撮って、新車と一緒に差し上げると喜ばれるに違いないぞ。 昼過ぎにどうなったかデイラーの前をポルシェでとおってみたら、ちゃーんと入り口付近においでなさった。 まだラップは外されていない姿は、包帯を巻いた重症患者みたいである、関係ないが痛々しい。 白いラップに包まったポルシェは陽光に照らされて、まるでダイヤモンドの輝きだ。 価値で言うなら、8カラット、800万円のダイヤモンドと同じだろう。 そう考えるとポルシェも巨大な宝石なのだ。 物の価値判断は比較対象する物で印象が違う。 大盛り牛丼、16,000杯と言われてもピンとこないし、価値が下がる。 クラウン・ロイヤルサルーン2台分と言われても例えが悪いし、ビッツ8台なんて例えも気持ち悪いぞ。 ロレックスの時計、3つ分となると腹がたってくるから例えは面白い。 そんな事を考えながらポルシェを運転していて、また軽自動車の 「 ゴキブリの逃走 」 に一杯食わされてしまった。 後方からせまるちっこい車体に 「 けっ 」と小ばかにしたのだが、いきなり横に並ばれて一気に抜かれてしまった。 あわててこちらもアクセルを踏んだのだが、すでに時おそし・・・・。 ビートとかいう軽自動車なのだが、こいつはどうもたちが悪い。 黄色いナンバープレートのくせに生意気であるが、どうも、軽というやつは車体重量が軽いから運動性はかなり良いのは事実ではある。 こんな軽にタービン過給で武装されたら、よっぽど気合を入れてないとポルシェも負けてしまう。 値段的価値で言うならば、ポルシェはダイヤモンド8個の輝くダイヤモンド。 ちなみに軽自動車は 「 黒ダイヤ 」 とでも言おうか・・・。 ダイヤモンドが石炭に負けた週末であった。
2007年01月20日
謎の多い車 一番機、帰艦
第一次攻撃隊の一番機が帰艦した。 戦闘は熾烈を極め、航空母艦に帰り着いた息子、一番機は弾薬、ミサイルを使い果たし、燃料もカラである。 一時間目の理科は水溶液の温度変化、塩酸と水酸化ナトリウムの化学反応式、それらの体積と生じた熱量の関係を説明せよ、という問題だ。 他にもサーミスターグラフからの設問など。 この辺は難なくこなし、国語、英語と進み、数学でどうやら敵の地対空ミサイルの直撃を受けたようだ。 息子が持って帰った問題用紙をみて、「 大学入試レベルだなあ・・」 と思う。 まず、わたしなんかには解らない、解けない。 塾の先生曰く、「 完全に高3レベル、へたすりゃ現役大学生も逃げ出す内容ですね 」 との評価であった。 自己採点ではまず、無理であろう。 息子の様子は少々、がっかりしてはいるものの、元気に夕食をかっこんでいる。 「 ぱぱ、ごめんなさい、ぼくは落ちたと思う。 でも、まだ3つあるから頑張るね 」。 そんな言葉を残して息子は第二次攻撃隊として、第二志望校の爆撃に行ってきた。 夕方に試験を終えて帰艦した息子は、してやったりの表情であった。 ここの第二志望校では、クラスのみんなと試験会場で会う事が出来て、お互いの今までの戦果を披露したという。 驚いたのは、息子と同様に、県内トップ校を目指す3,4人が、滑り止めの私立にことごとく落ちている事だった。 偏差値72の生徒が、滑り止めの偏差値65に歯がたたない現実はいったい何なのか・・・。 今日、みんなで受験しているこの大学附属高校は偏差値63。 第二次攻撃隊全員が合格の内定を頂いているのだが、それでも倍率は10倍を超える難関になった。 第二次攻撃隊は敵空母のどてっ腹に魚雷を打ち込んで、轟沈させた。 全機、無事帰艦なのだが、どうやら今までのうっ憤をぶつけてきたようだ。 まあ、それでよい。 さて、来週早々には第三次攻撃隊が出撃する。 受験は始まったばかりで、戦闘は一進一退で油断はできない。 さあ、思う存分やってこい。 手加減するな、なぎ払え。
2007年01月17日
謎の多い車 第一次攻撃隊、出発
まだ夜も明けきらない早朝6時。 第一次攻撃隊が母艦を出発した。 天気晴朗とはいかないが、目指す敵地までは順調に到達できそうである。 何時も通りの元気な息子、隣りに寄り添う愛妻2人をTXの駅まで車で送る。 息子の持ち物は 「 受験票、弁当、筆記用具 」 のみ。 そう、今日は待ちに待った高校受験の日、それも本命第一志望校。 いよいよ決戦の時が来た。 今思えばよくぞここまでやり通した、と思う。 小学校を卒業してすぐに息子は、わたしのもとに一枚の塾のパンフレットを持ってきた。 「 ぱぱ、ぼくはここに行きたい、ねえ、いいでしょ? 」。 まだ11歳のこどもである。 「 おいおい、今から塾に行きたいのか・・、まあ、いいだろう 」。 すぐに入塾テストを受けて通いだしたのがつい昨日のように思えてならない。 あれから3年経った今日、息子の夢をかけた闘いの火ぶたが切られた。 3年間、一日も休まずに、学校より楽しく通った塾の思い出を胸に、その成果を思う存分に発揮してきなさい。 塾でしかられて泣きながら帰宅した日もあった。 でも、それも試練と割り切って息子をはげましつずけて迎えた今日、本番。 結果は気にしなくてもいい。 わたしが言いたいのは、「 くじけずによくここまでがんばったぞ、えらいな 」。 今、愛妻から電話があった。 無事に正門までついたという。 息子の様子はきりりとはつらつに正門をくぐって行ったという。 後ろ姿を見送る妻の目からは、大粒の涙がこぼれている。 妻もわたしと同じ気持ちなのだろう。 大きな試練に立ち向かう我が息子に敬意を表し、合格を祈る。
2007年01月15日
謎の多い車 勇ましいはなし
新年早々、勇ましいはなし、がTV電波に飛んでいる。 東京調布市の無職の男が、530回も警視庁にいたずら電話をして、とっ捕まったという。・・・・・ 「 勇ましい 」。 ちんけな商店やぶっ潰れそうなダイエーにではなく、警視庁、というのが合格点だ。 理由が 「 いじめられたはらいせ 」だという。 いじめ、はいじめ、で高飛車な官公庁に返すという発想は実に誉( ほ )められる行動である。 千葉県では中学3年生が友達に焼酎を700mmLも公園で飲ませて、とっ捕まった。 未成年の分際で焼酎とは勇ましい。 どうやらおんな友達のもつれらしいが、もつれて焼酎、というのが子供らしいなあ。 むかしは公園に集まったら、木刀でけんか、というのが相場であったのだが、今のIT情報化社会では酒なんだなわあー、わっけわからん。 でもさあ、焼酎なんてなまっちょろいもんじゃあなくて、次回からはベンゼンか濃硫酸にしたらどうだ、え?、自分で飲んでみれば、少しはあたま良くなるぞ。 最近のどろぼうは、ビルの壁をやぶって大々的にぬすみに入るようだ。 勇ましいどろぼうだ。 むかしの金庫やぶりの映画を観ているようで、 「 すっごいなー 」 と、感心するばかりだ。 007みたいだ。 以前に話題にした、客のこなくなったモラージュというショッピングモールに泥棒が入った。 客が来なくなって、みんなの関心が薄れたのが災いしたのかもしれぬ。 人気の無い、感心が薄れる事は思わぬ犯罪につけ狙われるはめになるのだろう。 そこのモラージュでは、アオカビの生えた 「 陽当りみかん 」 を高額で売っている。 ヤオコーというスーパーマーケットだ。 完全な売れ残りを、しかも、カビがはえてぶよぶよになってまで、正価で売る勇ましさに脱帽だ。 客が入らなくなると、売れ残り商品を処分する率が大きくなる。 捨てれば大損だから、くさっても客に売りつけるという八方破れな商売魂がじつに勇ましい。 でも、こういう、ヤオコーみたいなスーパーは近いうちに潰れる運命にあるのだ。 客の信頼は、一度失ったら容易に取り戻せるものではないぞ。 さて、今週は我が息子の勇ましい合格結果を楽しみにしよう。 そんなわけで、今日はこの辺で。
2007年01月12日
謎の多い車 寝かせてくれ
愛妻弁当を感謝して頂いて、何だかねむーくなってきた。 節電のために庁舎内は消灯、これは都合がいい、なんて思いつつ、デスクでいい感じで眠りに引き込まれたその瞬間、同じ課のおっさんがわたしの横のXPをかちゃかちゃやり始めた。 「 ねむいんだ、ねてやるぞ 」と硬い決心にもへったくそなキーボードの音と共に、 「 あれれっ・・? ちぇっ・・」という舌打ちがたまらない。 寝てやるぞ、と、思えば思うほど眠れないのは、なぜだろう。 しまいにデスクに突っ伏してまで寝ようと試みるのだが、「 かちゃ、・・かちゃ・・あれ・・? 」 に、吹き出して笑ってしまった。 ねえ、お願いだから寝かせてくれないかなー・・。 帰りのバスは恰好の 「 おやすみタイム 」。 バスのゴロゴロというエンジン音に睡魔がやってきた。 快調に飛ばすバスの後部座席でまどろんで、眠りに落ちかけたその時、眠気がさめた。 プーンと、いい臭い・・・「 たこやき」 だ。 もうダメだわな、こんな良い臭いを嗅がされたら眠気なんか、どこかへ行ってしまった。 たのむから寝かせてくれよおー。 我が家の就寝時間は大体、夜の11時30分。 寝室で私と愛妻は思い思いの本を読む。 私は最近は 航空母艦や巡洋艦のたぐいの本をよみ、空想でF18ホーネット戦闘機がミサイルを発射している。 愛妻は 「 文明としての江戸生活 」なる本を読んでいらっしゃる。 本は読む人の頭の程度を現しているのだろうか、わたしは程度が幼稚のようだ。 30分ほど読んで、「 パパ、ねむくなっちゃったわ、」 との愛妻の指令に電気を消して、眠りかかったその時、隣りの息子の部屋の大きな音で目が醒めた。 「 どうしたのかなあー、こんな夜晩くに・・」 と息子に声を掛けたら、「 ぱぱ、ゴジラは強い、」。 「 ?????」。 頼むからねかせてくれよおー・・。 愛妻は息子に 「 あら、ゴジラくんと遊んでいたの? 」と、やさしい。 やっと一家全員が眠りにつたと思ったら、「 ぱぱ つかまえてちょうだい 」と、愛妻の大きな寝言に、もう、完全に非常事態宣言だ。 どうしたの、だいじょうぶ? 」、と愛妻を起こしたら、 「 いまね、ねこが逃げたのよ、あー、夢ね・・、」。 そして、 「 ぱぱ、もうおそいんだから、ねかせてちょうだい・・」。 「・・・・・・・・」。
2007年01月10日
謎の多い車 実は恐ろしい車
最新スポーツカーを比較したいのだが、どうしたら良いのだろうか。 スタイル、出力、トルク、それとも、メーカー( ブランド )だろうか。 わかり易い目安がパワーウエイト・レシオだろう。 これは単純に車両重量kg÷最高出力値ps で求められる。 国産車で人気があるフェアレデイZ、3・5Lの値は5・1なのだが、この数字は他車と比較すると良い、悪いが見えてくる。 アウデイ・TTクーペ3・2L ( 新型 )は5・9でジャガーXK4・2Lが5・6。 この値は小さければ小さいほど良いから、Zは健闘している。 どこが・・? 車体重量が比較的軽量だということだが、それでも1・5t。 ちょっと重い気がするのだが、300psに助けられているということだ。 S2000は5・2なのだが、重量が1270kgと軽量なのが幸いした。 スタイルは乗用車なので、スポーツカーには入らないランサーEV・MRは5・1とZと同じ。 ちなみに、MRとは 「 三菱レーシング 」 の略だ、ミッドシップの意味ではないので間違わない様に。 ランサーの好敵手たるスバル・インプレッサWRX・STIも同等の5・2とタメを張った。 さて、なかなか出てこないポルシェについては、ケイマンS、3・4Lに登場してもらう。 結論から言えば、上記各車の5点台を大きく引き離しての4・7、さすがと言うべきだ。 色々と比べると、どうやら5・0を切る車がスポーツカーとして、走って快感が得られるボーダーかもしれない。 相当に高いボーダーラインだが・・・。 格好だけのレクサスSC ( 旧型ソアラ )は公表したくない軟弱な6・2となっている。 SCは重たいだけの完全な乗用車と割り切ろう。 レクサスのバリバリの新型車、LSはどうだろうか・・。 重量1940kgに対する出力は385psと過激さが物を言って、5・0という信じられない値をたたき出した、箱型乗用車で。 このレクサスの値を仮想敵メルセデスS350で比較すると、6・9という陳腐な値になる。 S350はメルセデスのくせに出力が272psと控えめなのが原因になった。 箱型セダンでポルシェ・ケイマンSを蹴散らした車がある。 ゲテモノAMGなんかではない。 正統派ビッグセダンの称号を与えても良いこの車。 排気量6000ccに431psで武装したわりに、レクサスLSより70kgも軽い優秀さが誇らしい。 クライスラー・300C。 アメリカン・ビックセダンの極めつけの300CはアメリカンらしいV8・OHVというおおらかさが光る。 全長5mはレクサスより短いのだが、ホイールベースはレクサスより長い3050mm。 この辺が居住性を犠牲にしていない優秀さなのだ。 アメリカンなビッグセダンがセダンの頂点ならば、スポーツカーの頂点もアメリカン・ビッグスポーツになる。 シボレー・コルベット新型C6の値はポルシェ・ケイマンを寄せ付けない2・7。 V型8気筒・OHVのエンジンは511psと叩きだす、実は恐ろしい車である。 勿論、タービン過給の助けをもらわない自然吸気エンジンであり、この車の恐ろしさは64・9のトルクにも現れている。 この車の最大の武器はその軽さにある。 ケイマンSよりひと回り大きい車体なのだが、重量はほぼ同じの1440kg。 これは優秀だ、すご過ぎる。 見せ掛けだけのアメリカン・スポーツは先代のC5・コルベットで卒業し、現行C6は超一流のスポーツカーに大変身した。 C6・コルベット。 実は恐ろしい車である。
2007年01月09日
謎の多い車 ちょっと、一息
さて、新年も1週間が過ぎましたが、みなさん、いかがお過ごしですか? 1週間と申しましても、実働はたった3日ですね。 この、3日がかなりこたえたりして・・・・。 自動車に関する話題は多そうで、結構無いものなんです。 ポルシェにしても、頻繁に新型車を出す訳でもありませんし、現行車種に限定すれば、そう話題性は無いのも事実です。 ポルシェという車は、マニアの間では一種伝説的に語り継がれる対象ですから、知識も豊富。 オーナーの知らない色々な事柄を、一般の人が知っている事も多いですね。 わたしの主旨としては、トヨタでも良い車は 「 いい 」、ポルシェでも悪い車は 「 わるい 」 と平等に言わねばならないと常日頃から思っているわけです。 ここに評価の難しい処があわけで、万人が良い、という車は少ないですね。 趣向品、みたいな自動車だから、それぞれの好みで車は選ばれています。 これはこれで当たり前ですから、S2000のオーナーをつかまえてバカにする事はしません。 S2000については、発売当初から悪い事ばかり言われる、可哀想な車、という印象が強いです。 「 車内スペースがない、トルク不足、安定性に疑問・・・車体安定電子制御装置がない 」など。 勿論の事、この車が大好きな人もたくさんおられるのですから、自分の納得する車を所有するのが一番の幸せと割り切って考えましょう。 S2000の名誉の為にちょっと弁護をすれば、「 スポーツカーに引き出しは不要、電制かけなきゃまともに走らない車こそ、ひどいくるま、安定性は運転者の意識と技術 」なんですよ。 このように、批評とは、観る角度を変えれば、いくらでも物申す事ができるのです。 批評を読む時にはその事柄について、自分なりの知識を持っていないと、評論家のいいなりになってしまい、物事が歪められてします。 結果、評論家の言う事を鵜呑みにしてだまされちゃうんです。 さて、結局はどなんだろうか・・・? と考えちゃいますが、そう堅苦しく考えなくてもいいんです。 自分の直感に少しばかりの 「 車を診る目 」 を加えればあとは好みにまかせて欲望を満たせばいいでしょう。 マークXが欲しいのに無理してケイマンを買う事はいけません。 マークXは世間的の評価は結構、ボロボロですが、実はとっても良い車なんですよ。 どこが? えーとですね、グリーン税制対応なんです、はい。 名前が変だ? ですか・・・。 カイエンのほうが肝炎みたいで、よっぽど変だとおもいますけどね。 シンガポールに行きたいのに、格好つけてイギリスに行く事はばかげています。 カレーを食べたいのにフランス料理をたべても嬉しくないでしょう。 カレーの質には十分に吟味して欲しいのですが、皆さんの欲求を曲げる事まではしなくてもいいと想います。 そんなこんなで、今日は話題が無かったので変な話になりました。 今週は長そうで疲れそうですが、1週間なんて、5日おきの飛び石連休、と考えれば気が楽になりますよ。 では、このへんで。
2007年01月07日
謎の多い車 うるさい男
リフォームをする予定なので、以前にご近所に来た住宅メーカーの内覧会にポルシェで愛妻と行ってきた。 内覧会の一戸建て住宅を案内してくれたのは、大手住宅メーカーの技術社員のおっさんなのだが、兎に角、うるさい。 「 男のくせに、なーんでこんなにぺらぺらしゃべるかなああー・・」、と感心して話を聞いていた。 このおっさん、ちょくちょく我が家に来ては、私の話し相手になっていたのだが、そろそろ向こうも気を許してきたから、話が 「 立て板に水 」。 「 お風呂、台所に洗面ととどめはバリアーフリーでいいんですよね 」だ。 おい、とどめ、ってなんなんだよ。 歳の頃なら45歳くらいの中肉中背、めんたまがぎょろり、とした 「 がまがえる 」 の風体が笑いを誘う。 色々と説明を聞いて、愛妻が突っ込みを入れた。 「 ちょっと、どのくらい経費を上乗せしているの? 25パーセント? あくとく? 」。 愛妻に、悪徳なんて指摘されて、そのうるさい男は 「 とと、とんででもも ¥@・?;* 」とうろたえている。 このうるさい男は、環境の変化に適応するのがやたら早い。 まるで四輪駆動車みたいだなあ・・。 だから、愛妻の突っ込みの 「 波状攻撃 」 をしだいに読めるようになったようだ。 「 ちょっと、うそばっかついてんじゃあないのおー 」、「 どこかへ、逃げちゃったりするんでしょ 」。 「 ボッてるの? 」。 わたしは、この、うるさい男と愛妻のやり取りを少し離れて聞いていたのだが、「 ねえ、だんなさん、逃げも隠れもしませんよねええ 」、と、わたしに助け舟を出して欲しいらしい。 「 すべて妻にまかせてありますんで、どうぞ話しを進めていいですよ 」 と、言って、愛妻は 「うるさい男 」 をあっちこっちに引きずりまわしている。 住宅メーカーのうるさい男、は、後ろをむきながら私に、「 ポルシェで来られたなんて、いいですねええ 」、と、話題をそらすのだが、 「 ポルシェさんはいいにきまってるでしょ、それより、お風呂場はいくらなの? しょうじきにいいなさいよ 」。 まるで、取調べのような内覧会? になってしまって、ほかの営業マンたちも愛妻の後ろをぞろぞろついて回っている。 まるで金魚のうんこ、だわな。 1時間くらいで終わって、新年感謝プレゼントをもらってポルシェで帰路についた。 愛妻は住宅メーカーから頂いた大きな袋を開けて、 「 らっぷ、に、なべつかみ、テイッシュと目覚まし時計つき電卓?・・・? まあ、気が利いてるわあー 」、と、ご満悦。 国道に出て、がら空きを良い事に、2速固定で瞬間加速で、 「 きゃ、 」 と愛妻が悲鳴をあげた。 そういえば、うるさい男、は、帰りがけに私のポルシェをみて、 「 911じゃあないんだ 」だと。 いいじゃんかよ、ほっといてくれる?
2007年01月05日
謎の多い車 みかん、は「 みかん 」
正月気分も抜けかかったと思ったら、また連休だ。 長期休暇明けの登庁日ほど嫌なものはない。 本屋で立ち読みした車雑誌に 「 今年のくるまの○・× 」という自動車論評が特集されている。 何時ものことだなー、と小ばかにして読んだ中に、 「 屋根のあるポルシェは暗ーいマニアックなおたく、うんぬん 」 と書いてあった。 だからどうなんだ、そうだなあ、と、私は反論も同調もしないのだが、思わず 「 にやり 」、と口元が緩んだのも事実である。 この対談は相変わらずの年寄り3人の井戸端会議なので、「 勝手に言ってろ、でも、上手いこというなあ 」 。 前にも書いたのだが、自動車評論家はなぜ 「 高齢者、中年おやじ 」 ばっかりなのだろうか。 何時も同じ、じじいの顔ぶれなので言ってる事が同じか・・・、と思いきや、同じ車でも1年経つと論評が違っている。 ボケが進んで、前に論評した内容を忘れちまってんだろう。 それより、もっと若い評論家が出てこないものか。 長老が権力を握っているから、若手の出番が無いという構図は、会社組織と全く同じである。 まあ、自動車ごときの評論では飯が食えない、のかもしれぬ。 それはメーカーにへいこらしない、一匹狼ほど立場が苦しくなるのだ。 最近の車を見ていると、論評に値しない車が多い。 トヨタ・bB、メルセデス・Bクラス、BMW1シリーズ、レクサス全車、カイエン、911カブリオレ、もひどいぞ。 何がどう酷いのか? 1つ揚げれば 「 コンセプトがいい加減 」。 みかん、は、みかんの味が美味しいのだが、それに「 バナナ 」 の味や、「 しょうが、の辛味 」 を加えて、見てくれは「 みかん 」 で押し通すという支離滅裂な車だということ。 辛味の効いたしょうが、がスポーツカーならば、バナナのとろみ、と、みかん、の甘さを加えては 「 いけない 」 のだが、バナナとみかんが好きな客を取り込もう、と考えて車を造るから、出来た車が支離滅裂、な不味い味になってしまう。 それを隠そうと、車体電子制御なる「 防腐剤 」 を押し込んで、にっちもさっちもいかない、本末転倒な自動車が出来上がる。 それに加えて、見てくれ内装で、木目、カーボン調、本皮、エトセトラを装飾すれば、素人一般人は 「 いいしょうが、だなああー 」 と感激する。 そのしょうが、甘いぞ、え? いいのかそれで。 みかんの種類での優劣はつけても参考になるだろうが、みかんとバナナ、どっちがみかん? こんなばかげた質問はないわな・・。 みてくれバナナのカイエンが暴力的エンジンと四駆に電制突っ込んで、しょうが、の味にしたところで、根幹たるコンセプトがいい加減だから、しょうが、ではない。 だからと言って、現役バリバリのしょうが、の911と比べてもしょうがにはなりきれない。 こういうのを、「 しょうがない 」 という。 しょうがはしょうが、みかんはみかん、この原則、定理、方程式、理論を忘れないでほしい、ねえ、メーカーさん。
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2007年01月04日
謎の多い車 あこがれの地
寝台特急・出雲が廃止されて今、想うのが、 「 ああ、乗っておいて良かった 」と。 今ではサンライズ・出雲が路線を変更して岡山経由で山陰に上る。 在来出雲が健在の時には、福知山から城之崎温泉を経て、日本最大の鉄道鉄橋、「 餘部鉄橋 」を渡る。 この絶景が脳裏に焼きついて離れない。 山肌を縫うように、車体を傾けてトンネルを抜けると、右手に真っ青な日本海が眼下に広がっている。 普通は海は水平に見えるのが、ここでは眼下なのだ。 特急出雲を豪快に牽引する電源車の 「 ごおおーん 」 といううなり声が、せまる山にこだまする。 苦しそうだ。早朝6時ごろだったか。 特急出雲の行く先は、朝霧にうっすらと覆われて、なんとも言いようの無い美しさ。 鳥取駅では岡山行きの 「 スーパーいなば 」が寝台特急を出迎える。 そんな旅も今では叶わぬ夢となってしまった。 日本三景の、天橋立に行くには、東京23時発の 「 寝台急行・銀河 」 に乗る。 京都に早朝の6時43分に着いて、京都33間堂、東寺を観てから、北近畿たんご鉄道で天橋立を目指す。 一泊か二泊して豊岡から山陰本線・特急はまかぜ、スーパーまつかぜ、を乗り継いで出雲市に到着する。 お目当ては出雲大社。 帰りはサンライズ出雲でいちろ東京へ。 天橋立に行けば残すは松島だけだ。 海外旅行にばかり目がいきがちなのだが、どうして、日本にも見所はいくらでもありますね。
2007年01月03日
謎の多い車 我慢 ( がまん )
きのうは洗車を我慢して、ホイールとブレーキ関係を清掃した。 ホームセンターに50cmはあろう長い筒があった。 「 プロフェッショナルブレーキ・クリーナー 」。 長い筒状のものを見ると本能的にこすりたくなるのを我慢して、300円で買って、早速ポルシェのブレーキローターに吹き付けた。 成分は 「 エアゾール・・・??」、ごきぶりを殺す殺虫剤みたいである。 揮発性の強い液体なので吹き付けた瞬間に蒸発して、確かに黒い粉が出てくる。 出てくるのは良いのだが、その汚い黒い磨耗粉がアルミホイールにこびりついて、なかなか落ちないのにはまいった。 時間が経つととれなくなるので、結局は水で流すハメになる。 水のほうが黒いどろどろの汚れが流れるので、見ていて気分は良い。 今日は天気が良いので幌を降ろして失踪、いや、疾走した。 何時も想うのだが、ポルシェの空調システムはどうも使いにくい。 寒い冬に28度でエアコンをかけても、なまるるーい風が出るだけで、一向に暖まらない。 エアコンを解除すると期待どうりの暖かさになる、つまり、温風。 乾燥している冬にはエアコンは要らないのは確かではある。 幌を降ろして防寒を完璧にして走り出したのはいいのだが、ポルシェの温風が異常に効く、効きすぎる。 足元からサハラ砂漠の熱波が全身をこんがり焼き尽くすかのようで、それでも我慢して運転していた。 真冬にこの熱風には我慢が出来ずに家に帰って愛妻が、「 どうしたの? 赤い顔して、ねえ、何か悪い事したんでしょ 」となった。 事の全てを話したら、「 空調のせんぷうきを止めればいいわ、ポルシェさんの生まれた国は寒いくにだから、暖房は良く効くのね 」。 なるほど、ドイツは寒いのか・・・。 「 イタリアは暖かいよね 」、と言ったら、「 ミラノは寒いわね、フェラーリくんのたくさんいるナポリあたりはあっついわよ、停めてあるフェラーリくんが道端でしぜんに燃えちゃうんだから 」。 「 えええー、すごいなあ、もったいないなー 」。 「 ちょっと、じょうだんよ、そんな事あるわけないでしょ 」。 運転しているフェラーリが燃えるなんて、なーんかありそうだ。 でも、燃えても我慢して操縦するのだろうか・・・。 そんなのやだなあー・・。