みんカラベータ・バージョン トップ ブログ パーツレビュー 整備手帳 フォトギャラリー おすすめスポット グループ フォトキング サーチ カーライフ オークション
2007年12月10日
フォルクスワーゲンの本気を見た
まず一言。

ルポGTI、金かかってる車です。



本来ならその車について多少勉強をしてから行くところですがそうすると変な決め付けをもってしまいそうなので今回は無し。

何の準備も無しでルポGTIを見に行きました。


家からそれほど遠くないのですぐにDラーに着いて、既にルポも駐車場に停めてあったんですがすぐに残念な点がひとつあることに気付きました。


赤いorz


元からルポGTIの国内仕様は「赤 銀 黒」の3色しか車体色の設定が無かったようでこの赤はトルネードレッドとかいう色らしいんですが・・・

ルポはシルバーが一番似合ってる!!

と思う自分にとっては 銀>>>>赤>黒 っていうくらい差があるように感じているんです。そんな自分にとって赤はイタかった。



で、でも車は良かったです。

車庫保管だったそうで色褪せやサビは全くありませんでしたし見た目も中身も完全ノーマルでマイナートラブルも無かったそうです。





ここからは驚いた点をいくつか挙げていきます。



1つ目はエンジンルーム。



何かが足りない気がしませんか?



なんとバッテリーがトランクの下スペースに収まっているんです。




これには驚きました。コンパクトクラスのFF車で前後重量配分を気にしている車なんてそうそう無いでしょう。


更に驚いたのがボンネットを支えようと下を見るとあの棒が見つからないんですよ。コンパクトカーなのに(いい意味で)生意気にダンパーが付いてました。




2つ目に気になったのはドア。





鉄板丸出し(汗) これを見て

「あぁ、コレはあの可愛いルポとは違う男の車なんだ」って思いました。

でもこれはこれで意味があるらしくドアの間に変にモノを挟まないからオーディオの音が良く聴こえるようになるとかならないとか。


でもドアの内張りも無いとか・・・この車、実はどっかの赤バッジも裸足で逃げ出すくらい軽量化に拘っているのかもしれません。




3つ目は前席のシート。2ドア車らしくレバーを引けばシートが前にスライドするようになっているんですがなんと背もたれまで一緒に動くんです。





背もたれが上に上がっているのが分かりますよね?これのお陰で後席への乗り降りが楽になっています。足を上げなくてもいいのが本当に楽です。




4つ目はメーター。





一見する限りただの小洒落た青のメーターにしか見えないんですが問題はON/OFFの際の光の映り具合なんです。

コンパクトクラスならパッと(胸の方じゃないですよww)点いてパッと消えるのがほとんどだと思いますがルポはジワァっと点いてジワァっと消えるんです。

ちょっとした演出ですが満足感は高いと思います。





今回は見るだけで乗るつもりは全く無かったんですがオーナーさんから

「この車は見るだけじゃだめだよ。乗ってみないと」と言われたので恐る恐る運転させてもらいました。


30分くらい走って帰って来たんですが感想よりも先に

雨降ってなくて、そして何より車通りが少なくてホントに良かった(大汗)


車に乗っててこんだけ緊張したのは初めてです。他の人の車を運転するってこんなにプレッシャーがかかることだったんですね(苦笑)



極度の緊張であまり覚えてないんですが運転していて楽しい車でした。シフトは気持ちよく入るしエンジンも実用域で元気一杯です。

回して楽しむのではなく山坂道でちょっと多めにシフトチェンジしながら運転を楽しむのに向いているエンジンだと思いました。


とにかく楽しい車でしたよ。


あ、それとヘッドライトウォッシャーも付いてました。ニョキっと出てきて水を吐いて閉まっていくウォッシャーが可愛すぎですww





Dラーに戻ってDさんとオーナーさんを交えながら雑談していたんですがここで初めてルポGTIという車について詳しい説明をしてもらいました。


その中で、特に驚いたのが「ドア・フェンダー・ボンネットはアルミ製」ということです。普通のルポと比べてエンジンの排気量が200ccも上がっているのに10kgの重量増で済んでいるんだとか。

あと、ギアボックスもアルミ製だそうでスペアタイヤももちろんありません。

そういった細かいところからルポGTIという車は本当に気合の入った軽量化が成されている車なんだということがわかります。



MDオーディオが標準装備だったのはやや疑問に思いますが純正オーディオにしてはなかなかいい音が出ていました。

ま、コレはすぐにCDに変えると思います(笑)






多少の不満(ワガママ)はありましたがそれ以上の良い点がある車です。

そんなルポGTIという車を自分なりに評価するにあたってひとつ忘れてはならないことがあると思います。この車、新車価格は216万だったんですよ。


200万円前後の車でアルミパーツを多用していて6速ミッションを積んでいて使いやすさも配慮されているお洒落なコンパクトカーなんてありませんよ。


ほとんどのコンパクトカーがブクブクと肥大化していく中でこういったコンパクトで軽快に走ることが出来る車はもう出てこないかもしれませんね。





今までは「最初に外車なんて買えない買えないww」なんて思ってましたが今回見て触って乗ってみてルポを欲しいと思う気持ちが湧いてきました。


ちょっと・・・本気で考ようか・・・

Posted at 2007/12/10 20:21:37
みんカラタグ
この記事へのトラックバックURL
この記事へのコメント
2007/12/10 20:29:14
車両価格200万の車を新車で買うと、トータルで…orz


 
2007/12   <<  今月  >>
RSS2.0RSS2.0

©2007 Carview Corporation All Rights Reserved.