有害情報の規制 与党が検討へ
携帯電話やパソコンが子どもにも広く普及するなか、出会い系サイトなどで知り合った相手に誘われて子どもが事件に巻き込まれるケースがあとを絶ちません。このため、自民党の青少年特別委員会は、インターネットやゲームなどに含まれる有害情報から子どもを守るため、今月中にも公明党とともに作業チームを設置して、規制の強化など検討に乗り出すことになりました。作業チームでは、有害サイトを運営する業者や個人が民間団体などからの削除の依頼に応じないケースがあり、業界団体の自主規制では対応に限界があるとして、法的な規制をかけられないかどうかが焦点になる見通しです。このほか、有害なゲームソフトやDVDに対する規制の内容や罰則が都道府県によってばらつきがあるため効果が不十分だとして、全国共通の規制を行うことも検討されるものとみられます。ただ、自民党の関係者は、こうした規制には表現の自由などとのバランスをどのように図るのかも課題になるとみており、こうしたことも踏まえて議論が進められる見通しです。 |
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