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学習塾女児殺害から2年 父が手記
3億円絵画盗もうとし逮捕
守口で不発弾見つかる
「イオン銀行」の有人窓口店舗がオープン
愛護団体が施設に犬を持ち込み
アート干支展
法隆寺のお身ぬぐい
最終更新日時:2007年12月8日 18:33
 

学習塾女児殺害から2年 父が手記
「被告人の言動は欺瞞」
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京都府宇治市の学習塾で小学6年生の女子児童が殺害された事件から10日で丸2年になるのを前に、父親が、今尚癒えぬ悲しみを綴った手記を公開しました。
堀本紗也乃さん(当時12)は、おととしの12月、宇治市内の学習塾で、塾講師だった萩野裕被告(25)に包丁で刺され殺害されました。一審は萩野被告に懲役18年を言い渡しましたが弁護側・検察側がともに控訴、弁護側は被告は「心神耗弱」だったと主張しています。これに対し父・恒秀さんは、次のように心情を綴っています。
「冷え込みが厳しさを増すこの時期、事件の日のことを鮮明に思い出します」「被告人らの言動は欺瞞に満ちており、娘の命を奪った上に死してなお娘の名誉も汚し続けています」「何年かかろうがこれからも、御署名頂いた皆様の思い、娘の無念とともに闘ってまいります」
すでに控訴審は始まっていて今月20日、恒秀さんは妻とともに証言台に立ち、意見陳述を行います。
( 2007/12/08 18:32 更新)
3億円絵画盗もうとし逮捕
事件があった松伯美術館(奈良市)
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8日未明奈良市の美術館に男が侵入し、展示されていた日本画家の巨匠、上村松園らの絵画や屏風など3点、総額3億5千万円相当を盗み出そうとしましたが、駆けつけた警察官に現行犯逮捕されました。
作品を盗み出したとして現行犯逮捕されたのは大阪府東大阪市の無職・村上巧司容疑者(65)です。調べによりますと村上容疑者は8日午前2時ごろ、奈良市の松伯美術館へ侵入し、絵画を盗み出そうとしました。その際、侵入者を知らせる温感センサーが作動。通報を受けた警察官がかけつけると、窓から出ようとしていた村上容疑者と出くわしました。村上容疑者は絵を抱えたまま、追いかけてくる警察官に向かってバールのようなものを振り回しながら美術館の庭を逃走。警察官の腕を殴りつけた後塀をよじ登り、自分の車へ逃げ込みましたが、待ち構えていた他の警察官に捕らえられました。村上容疑者が盗み出そうとした総額3億5000万円の作品は傷もなく無事でした。村上容疑者は警察の調べに対し容疑を認めているということです。
( 2007/12/08 18:32 更新)
守口で不発弾見つかる
何者かが放置した疑いも
8日午前大阪府守口市の住宅地で不発弾が見つかり、周辺の住民が一時避難しました。8日午前10時50分頃、守口市竹町の遊歩道を掃除していたボランティアの女性から「錆びた不発弾みたいなものがある」と警察に通報がありました。警察が駆けつけると長さ30センチ、直径7センチの金属製の不発弾が溝の中から見つかりました。この影響で現場付近は約2時間通行止めになり、付近の住民も避難しました。調べによりますと、不発弾は一部が土に埋もれたような状態で発見され、爆発の危険性は低いということです。ボランティアは1年に1回清掃していて、去年は何もなかったということで、警察は何者かが放置した疑いもあるとみて調べています。
( 2007/12/08 18:25 更新)
「イオン銀行」の有人窓口店舗がオープン
近畿で初
規制緩和で異業種からの参入が相次ぐ銀行業界で、唯一自前の有人店舗を持つ「イオン銀行」の近畿初の店舗が8日オープンしました。
オープンしたのは京都府木津川市のイオン高の原ショッピングセンター店など2つの店舗です。イオン銀行は今年10月に営業を開始し、系列のスーパーなどにATMを設置していましたが、有人窓口の設置は近畿で初めてです。窓口は年中無休で午後9時まで営業し、電子マネー一体のキャッシュカードを導入するなど買い物客の取り込みに懸命です。訪れた客は「週末でも手続きできて大変便利」、「時間外手数料かからないのは主婦にとってうれしい」と話しています。銀行業界では「ソニー銀行」や「セブン銀行」など異業種からの参入が増えていますが、窓口を備えるのは「イオン銀行」が初めてです。イオン銀行・中村正人副社長は、「(2009年3月までに)90店くらい出店し、3分の1を関西地区に積極的に展開したい」と意気込みます。窓口ではリスクの説明が義務付けられた投資信託なども販売され、主なターゲットの主婦層に思惑通り販売できるか注目されます。
( 2007/12/08 18:24 更新)
愛護団体が施設に犬を持ち込み
9日に譲渡会
滋賀県高島市で犬の飼育施設を巡って動物愛護団体「アークエンジェルズ」と住民が対立している問題で、団体は8日までに、約40匹の犬が施設に運び込みました。
この問題は、「アークエンジェルズ」が、皮膚病だった犬など約80匹を高島市の施設に持ち込もうとして住民と対立しているものです。一時は機動隊が出動する大騒ぎとなりましたが、話し合いの結果「住民の同意が得られるまでは、犬を持ち込まない」ことで合意していました。しかし、アークエンジェルズは先月27日から住民が監視するなか、犬の持ち込み始め、8日までに約犬40匹を施設に持ち込みました。アークエンジェルズの林俊彦代表は、「おおむね住民の理解をもらったので、犬の一部を施設に入れた」と主張。一方の住民側は「少数の住民の仕方ないという思いが伝わっただけで、合意はしていない」としています。アークエンジェルズでは、9日に施設の開所式を開くとともに犬の譲渡会を行なう予定です。
( 2007/12/08 18:19 更新)
アート干支展
来年は「子」
兵庫県朝来市では、来年の干支・ネズミをテーマにした展覧会が開かれています。この展覧会は、さまざまな造形作家を干支にちなんだ作品で見比べようと、9年前から毎年、開かれているものです。会場には、地元・但馬地方のほか、全国各地で活躍する41人の作家の作品約100点が展示されています。卵のパックで作った15匹のネズミを額に飾った作品や、しっぽの先がパソコンのUSBプラグになっている、その名も「マウス」、好物のチーズを食べている「食事チュー」に、少し太り気味の「メタボチュー」と、個性的で表情豊かなネズミたちが、訪れた人の目を楽しませています。

  <アート2008干支展>
今月24日まで あさご芸術の森美術館
( 2007/12/08 12:10 更新)
法隆寺のお身ぬぐい
動画を見る
新しい年を迎える準備が各所で進められていますが、奈良県斑鳩町にある法隆寺では、仏像に積もった1年間のほこりを払う、「お身ぬぐい」が行われました。法隆寺の「お身ぬぐい」は、世界遺産への登録をきっかけに1994年から始まり、今ではすっかり師走の恒例行事となっています。仏の魂を抜く読経のあと、作務衣姿にマスクをした僧侶たちが、和紙で作った特製のハタキやハケで、仏像を払うと、お堂には瞬く間にほこりがたちこめました。金堂内には、国宝の釈迦三尊像をはじめ10体以上の仏像が安置されていて台座などの細かいところまで丁寧にほこりが払われていきます。見物に訪れた観光客らは、仏像が元の輝きを取り戻していく姿を珍しそうに見守っていました。お身ぬぐいはこのあと大講堂、夢殿と行われ仏さまもすっきりときれいになり新年を迎える準備が整いました。
( 2007/12/08 12:10 更新)


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