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経済

「段ボール肉まん」!?発売 アキバで12日から

12月7日12時17分配信 産経新聞


 中国で問題になった「段ボール肉まん」の商品名で、12日から東京・秋葉原で半年限定の肉まんが発売される。なかに段ボールが入っているわけではなく、1個420円の肉まんが段ボール箱に入っている。「晋ちゃんまんじゅう」など首相シリーズ商品で知られる菓子メーカー「大藤」の大久保俊男社長(59)による中国の騒動を逆手に取った新作だ。社員の反対に遭い、別会社を設立して商品化にこぎつけたほどの熱の入れようだ。

 数々のアイデア商品を生み出してきた大久保社長が、ついに肉まん業界にも進出した。「段ボール肉まん」は、食品偽装問題に胸を痛めた大久保社長が考案。社会問題に便乗した“おふざけ”に映るが、社長本人はいたって真面目。「食品偽装問題を風化させてはならないというのが狙い。段ボールに包まれた品質の良い肉まんを食べてもらうことで話題にもなる」とその真意を説明する。

 「段ボール肉まん」は、しょうゆ味と塩味の計2種類。気になる肉まんの「品質」は、天然飼料で育った茨城県産の「ハーブ豚(とん)」を使用し、横浜中華街の肉まん業者と提携して「本物の味を追求した」(大久保社長)自信作で、半年まで可能な冷凍状態での賞味期限をあえて1カ月に設定したほどだ。

 しかし、「段ボール肉まん」構想は、「誤解を招く」ことなどを理由に大藤の社員が猛反対。大久保社長は「みんなに迷惑をかけるわけにはいかない」として別会社を設立して開発した。

 「段ボール肉まん」が販売されるのは、秋葉原に半年限定で出店する肉まん店「毬琳(マリリン)」。段ボール箱には、秋葉原のイメージに合わせたオリジナル美少女キャラクター「マリリン」「コーリン」が描かれ、コスプレの店員が販売する。現在、全国販売も検討している。

 ■大藤の首相シリーズまんじゅう 大藤では小「純ちゃんまんじゅう」「晋ちゃんまんじゅう」に続いて、福田康夫首相にちなんだ「やっくんまんじゅう」を9月から発売。3カ月で6万7000箱を売り上げた。1カ月で12万箱も売れた「晋ちゃんまんじゅう」には遠く及ばないが、「まんじゅう業界では1カ月に5000箱売れれば大ヒット」(大久保社長)という。

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最終更新:12月7日12時37分

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