そういえば、ちょっと前に卒業論文を提出しました。
卒業論文っていっても、いつものレポートに社会的意義を関係させただけなんだけど。
でもその卒業論文の要旨を大学の偉い方々に見られて、推薦面接のときにどうにかこうにかなるらしい。
そんなわけで俺のテーマは「パンクロックの存在意義と社会的定義」です。
みんなはもっと財政政策とか経営学とかスポーツの経済効果とかつまらなそうなことやってるけど、そこでオリジナリティーを出さなきゃ。
ふざけたテーマだとか言われるけど、案外そうでもないんだな。
例外もあるけど、基本的にイギリスやアメリカのパンクには政治や経済の不満が元になってるからそこら辺も触れればソレっぽくなるんだわ。
あとパンクの精神のDIY精神(Do It Yourself=誰にも依存せず自分の力だけで何でもやる精神)と、インディヴィジュアリズム(個人主義)は明治大学に意外な関係性があるんですよ。
DIY精神とは自分のことは自分でやること。
つまり「独立自治」。
これは明治大学の校訓なわけだ。
インディヴィジュアリズムで一番大切なのは国家よりも"個"を尊重すること。
ところで明治大学のキャッチコピーは「個を強くする大学」。
明治にはインディヴィジュアリズムの思想が影響している。
この事実を使わない手はないだろ。
70年代のイギリスで社会運動にまでなったセックスピストルズやクラッシュなどのパンクブーム。
そのブームが終わるころイギリスのメディアはこぞって「パンクは死んだ」と書き立てた。
しかしパンクはメジャーからアンダーグラウンドに移っただけで、決して死ぬことはなかった。
ではなぜパンクは死ななかったのか。
また、なぜ存在するのか。
それにはパンクの精神などが魅力であるためと仮定した上で、解明していく。
そしてそのパンクの精神がパンクを他のロックと格別していると仮定し、自分独自のパンクの社会的定義を断定したい。
みたいなこと書いてます。
パンクの歴史とか思想とかを具体的に書いた上で自分の考えを書きました。
このブログを見ている人のにパンクの本当の姿を知ってもらいたいから、暇があったときにブログに書いてみたいと思います。
とりあえず、パンクとは何か。
説明は後回しにして結論だけ。
これ、俺独自の意見です。
どんなサイトにも本にも載ってません。
「社会の中で存在する個人が、自分と社会の間の関係性を提示しながら、その社会に対してアイデンティティーを確立させる現実行動」
自分はパンクをこう解釈します。