東方見聞録

そいつは危険

本物の悪党だ


普通の人と変わりないさ　見た目はね

時折 見せる暗い影

無言で人を威圧する眼差し

いつも何かを隠しているような雰囲気



なんでそんな奴が一般人に紛れこんでんだよ！



舞台は愛知県名古屋市


１０年以上前の話だ


俺はパチンコ屋でそいつと喧嘩したんだ

殴り合いの喧嘩さ 若かったよ


喧嘩が終わって意気投合して親友になったのさ

面白い奴でね 少し壊れた感じがして

俺より５つ歳上だった


やたらと金を持っている野郎で

俺はいつも飯を奢ってもらったんだ

朝まで酒を飲んだり マージャンをやったり

女を連れて旅行も行ったさ

悪事も重ねたよ 金目の話にゃ食いついたね


そいつは家庭を持っていたし　子供も２人いる

見た目は普通のやんちゃっぽい兄ちゃん


年月が経ち、俺と完全に親友になっていた

なんでも話す仲さ

癖から女の趣味まで知っていたぜ




ある夏の日に

野郎２人で新車に乗り込みドライブに出かけたのさ

岐阜県の山奥だ

深夜２時くらいだったかなぁ〜

酒を飲んで御機嫌だった


山の頂上付近に着いた

大きな観光施設の駐車場がある

深夜は人が少ないけど車はチラホラ


友人「はははー　こんな女と来るような場所で男２人かよ」

俺「ていうか流星見れるぞ」

友人「うわー俺ら格好わりぃーなぁ ギャハハハ」


そんな会話をしたのを覚えている



酔いも冷め、帰りの車内は静寂


俺「おい、帰り道こっちじゃねーぞ？？」

友人「・・・・ちょっと寄りたい場所があんだ」

俺「はぁん？帰ろうぜ？？ダルイわ〜」


俺は食い下がるそいつに妥協して寄り道することに



国道から外れた山道に来た

道なんてもんじゃねぇ

砂利と木が邪魔して ゆっくりしか進めない

岩も剥き出しで四駆の車じゃなきゃ走れないような道だ

車一台通るのがやっとだ　薄暗く不気味な場所

人の手が入ってないような　舗装もされてなきゃ街灯もない


１時間くらい進んだ


友人「　着いたぞ　」

俺「　は？なにもない場所じゃん？？　ただの山の中だぜ　」

友人「 こっちだ　早くこい！　」


俺「　なんだよ？なんかあるのか？？　」


言われるまま雑木林の中を進んだ

その時、俺は不思議に思った

何故こんな山の中に 熊のぬいぐるみが落ちてるんだ

缶ジュースの空き缶とかもあるし

絶対開けたくないような雰囲気のダンボールとか


どう考えても人が来る場所じゃないんだよ

道なき道を通ってきた訳だし



友人「　そこな、オマエが立ってる場所　」

俺「　あぁ？　」





人が埋まってるんだよ



俺「　うおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！　」

俺は慌てて車に戻った　友人も戻ってきた



俺「　おまぇ、ビビらせるんじゃねーよ　ギャハハハ　」

友人「　ビビらせてないよ　」

俺「　はぁ？驚かす為にきたんだろ？肝試しかよｗ　」



友人「　・・・・信じないか？　」

俺「　ワケあるかｗ　」

友人「　あそこ掘ってみれよ　」

俺「　嫌だね気持ち悪い！！　」


そいつは俺が掘るから来いと言う

半信半疑で またあの場所へ向かった


友人「　あれ？確かこの辺にスコップ捨てたんだけどな　」


俺はそのセリフを聞いて鳥肌がたった

こいつマジで言ってんのか・・・・？　と心で


スコップを見つけた友人は

ぶつぶつ言いながら掘り始めた



ガツッ！


友人「　おい　見てみろ　」


すると頭髪と思われる物が出てきた

そして土色のヘルメットのような・・・・

多分、頭だと思うけど


そんなもん良く良く見る余裕なし

俺は また車にダッシュした！！




まぁ・・・　帰りの車で色々話を聞いたんですけどね


まず、あの死体は車で跳ねた女の子供だということ

あー俺はビビリましたよ　悪いですか？

でも怖い物見たさに話を聞きました


なにしろとっくに時効だということでして

俺はそいつに言ったんです

刑事告訴は確かに免れるものの

子供の身内から民事告訴はされちゃうぜ？と


友人は　「　え？！マジで？？じゃー内緒で頼むよ　」

そんな感じのことを言っていた　顔色１つ変えずにだ

楽しそうに話す友人・・・


こいつは本物の悪だと思いましたね


今も平和に暮らしていますよ

MMOもやっています

CABALって言うゲームなんですけどね

キャラ名はサジ○リウスです。

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ぶｗそれがオチかｗｗｗｗｗ
サジﾀｿ怖す・・・・（（（ﾟДﾟ；）））ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

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信じる者は救われる　( *￣)m 〔十〕 アーメン
信じる者は馬鹿をみる　╋(゜o゜;)あーめん

さぁ貴方はどっちでSHOWか

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　ちょ。。　お前ｗ　信じるやつでてくるぞ？；；

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ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

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