東方見聞録

金を貸した



５０万円程だ

友人て訳でもなく まったくの他人

借用書も書かせて 保証人も取ったし 担保もOK




２ヶ月が経過し

そいつは金を払わなかったので


追い込みGO


自宅は勿論、実家にも行ったし

友人宅にも押しかけた


しかしそいつを捕まえることが出来ず

回収は困難だった

携帯には一応繋がったので　メッセージを吹き込んだ


「金返さんかいコラ！おのれぁ！逃げてんじゃねーぞ」



昔のことなので忘れましたが　こんなセリフを言った



一週間後


俺の携帯に一本の電話が鳴る


はい、どちらさん？


もしもし、水谷の兄ですが

この度は弟が大変ご迷惑をおかけしまして

お宅様にお金を借りてらっしゃるということで

お電話した所存で御座います


あぁ〜困ってるんですよ〜１度も返済がなく連絡途絶えましてね



実はですね　弟は死にました

それで明日葬儀なんですけど・・



はい？！




ナメてんのかこいつら・・

事実を確認する為に後日葬儀へ向かった

人相の悪い部下を数人引き連れ




あら・・・本当に葬式してやがる・・・・・・



すると兄が俺の所へ来た



態々お越し頂いてありがとう御座います

返済の方は父が後日にお支払いしますので・・・

今日のところはお引取り願えませんか




俺らは線香をあげ 撤収しました



後日、水谷の父と喫茶店で待ち合わせた


金を回収した後に色々と話をしたんですけど



そいつは自殺したんですよ！


長野県の山奥の公園で　首を釣り自殺

警察の話によると他殺に見せかけた自殺だったそうな

そのあたりは意味不明だが


自殺の理由が


俺が原因らしい・・・


借金を苦にしての自殺と警察は断定したそうな

俺が吹き込んだ携帯のメッセージと

水谷の金策行動でそう判断されたとのこと


だが、それだけではない

水谷が借金していた理由は

ヤクザの女に手を出し 追い込みをかけられていたからだ


父が言うには

借りた相手にも俺にも追い込みをかけられ

もう逃げ場がないと考えて自殺したんじゃないかと言う



ちょっとまて


めっさ俺悪者やんけ！！


俺にしてみたら金貸して普通に回収作業をしていただけ

まぁ、確かに殺すぞコラ　ぐらいのことは言いましたが・・・


水谷の父はヤンワリと俺に説明していましたが

辛そうな顔をしてしょげ返り　我が子の死を悲しみ

憎い俺に怒りをブツケルことなく冷静を装っていた



延滞金も含めてキッチリ金は受け取りましたが

後味の悪い商売でした


それから俺は金貸しを辞めましたね

元々完全に悪人にはなれないタイプですので

非情になれない俺には向かない仕事だと



ていうかー


警察に呼び出されましてね

任意の事情聴取ってやつですよ


お前らやりすぎちゃうんかー？

ぐらいのこと言われましたよ・・

闇金でしたので　やられるかなこりゃと覚悟してたんですけど

実は担当の刑事さんは俺と同じマンションに住んでいて

仲の良い知り合いなんですね

過去に何度もお世話になりまして〜・・


でも、こってり怒られましたよ

今回の件は警察も自殺で終わらせたいっていうのと

金の貸し借りは民事なので介入出来ないってのと


当時、警察に不祥事が発覚して

お前にカマッテル暇はないんじゃーみたいな

そのへんはラッキーでしたが・・


なんとも後味の悪い。

---  ---



たいくんの秘密を知ってしまったＹＯ！
女の子に貢ぐ癖というの、なんかﾍﾝです。
あたし貢がれてません。

ヤクザのオンナに手を出して・・・
悪いのは女のほうだと思うんだ。

女の子でも浮気とか
ノリでやっちゃいました！

とか、だめですＹＯ
ｱﾚは

もっと深いﾓﾉであると思うのだ

愛しいから辛い
気持ちｲｲのに切ない

刹那的な恋がぃぃﾃﾞｽﾈ！

終わり

--- エロ＆ピースｗ ---

性欲は世界を救うなｗｗｗまったく最高ｗｗいいの見つけたわｗｗ　http://w-master.net/se/190

---  ---

やべっ！！１０Ｇ返さなきゃ〜〜ころされる〜〜＞＜

女の子に貢ぐクセなおさなきゃｗ

---  ---



あれは悲しい仕事なんだって知ってる・・・

飲み歩いてる闇金のおじさんたちは、
目が逝ってるひとがおおいー

おおいね！
そしてヘンなアクセしてる。

借りたひとも貸したひとも
火葬場ではみんな大人しく焼かれて逝くんだ

あたしはたまーに
火葬場の仕事もするよ

カラスいっぱいいるんだ。

NAME:

SUBJECT:

MAIL:

URL:

COMMENT:


PASS:

SECRET:
管理者にだけ表示を許可する

トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)