このごろはバス停や地鉄の駅に、著作権を守るのが文明人のつとめ、なんていうポスターが貼ってあります。別に文明人じゃなくてい～もんって議論は横へ置いておいて、じゃあなぜみんな海賊版を買うんだろうという理由は別にあると思います。

北京のテレビドラマは、シリーズものは一晩に連続して３つぐらい続けて放送します。それを毎日繰り返していくのです。つまりあるドラマの第１回から第３回までは月曜日の夜１０時から連続して（間になが～いコマーシャルタイムが入りますが）放送し、第４回から第６回は火曜日の午後１０時から、第７回から第９回は水曜日の午後１０時から、というようにまとめて連日やってしまうのです。アメリカや日本のように、毎週日曜午後８時からなどという放送のしかたはしないのです。

これは疲れます(-。 -; )
いいドラマなら、そのうちＤＶＤが出てから買おう、ということになります。

北京では少し前まではＶＨＳがあってテレビ番組の録画もできましたが、いまはＶＨＳは完全になくなってＤＶＤだけになっています。ＤＶＤプレーヤーは大中電器や国美電器のような量販店なら２００元（３０００円）ぐらいで買えます。ＤＶＤプレーヤーには録画の機能はなく再生専用です。だいたいあまりテレビ番組の録画は必要ないのです。なぜかってテレビ番組がつまらないからです。

その一方、ＤＶＤだとアメリカや日本の映画やアニメが漢語の字幕つきで見られること、映画だけでなく新しいテレビドラマやアニメも見られること、友達と交換すればＤＶＤはとても安くつくことなどですが、やっぱりおもしろいのが一番の理由です。私はこのごろはネットでダウンロードした映画を主に見ていますが（無料です）、学歴の高い子はみんなこんな感じです。農民はＤＶＤなど買いませんというか買えません、あたりまえですが。

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