松本市エイズ・HIV等性感染症予防啓発推進協議会は世界エイズデーの1日、市民公開講座を県松本合同庁舎で開いた。佐久総合病院の高山義浩医師が講演。県内では発病して初めて感染が分かる「いきなりエイズ」の患者の割合が高いことから、「今も加速して感染者が増えていると考えられる」と説明、感染を防ぐ対策の必要性を強調した。
高山医師は、60代の女性感染者や20代夫婦の感染者の症例を例示。「特定の男性とだけ性行為をしている日本人女性にも感染者が出ている。エイズは誰でもかかる可能性があることを理解してほしい」と訴えた。
12月2日(日)
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