いじめ自殺“情報公開”で申し入れ
いじめ自殺“情報公開”で申し入れ 11/30 19:20

福岡県筑前町で、いじめを苦に自殺した中学生の両親らがきょう、東京の法務省を訪れました。

いじめの調査内容が遺族に公開されるように、制度を改革することなどを求めています。

福岡県筑前町で、去年いじめを苦に自殺した森啓祐さんの両親ら4人は、きょう午後法務省を訪れました。

そして、人権擁護局長らと面会し、現在の制度では、親が子どもの自殺の理由を知ることができないとして改善を求めました。

森啓祐さんのいじめ問題を調査した福岡法務局は今月13日、両親の情報開示請求に応じて調査記録を一部公開しましたが、そのほとんどは黒く塗られ、内容が分からない状態でした。

両親は、調査内容の公開がいじめ自殺を防ぐための対策につながると訴えています。