建設業界ニュース大阪版

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■ 【大阪】梅田３丁目計画の設計を日建設計に特定（11/30）

■ 　日本郵政は27日、大阪中央郵便局などの敷地に高層複合開発ビルを建設する「梅田３丁目計画」の設計者を日建設計に特定した。今後、郵便局会社とＪＲ西日本グループ企業の大阪ターミナルビル会社とが共同で、年内をめどに契約を結ぶ。
　建築・設備の基本設計のほか、環境影響評価業務と都市計画手続き支援を、2008年７月31日までの納期で行う。随意契約になる実施設計業務と、工事発注のスケジュールは調整中。11年度の完成を目指している。
　開発対象は大阪市北区梅田３の敷地約１万2,900�uで、このうち日本郵政が約8,900�u、ＪＲ西日本が約4,000�uを所有する。地区計画は商業地域、防火地域、西梅田地区地区計画など。大阪中央郵便局と大弘ビル、アクティ西駐車場が既存する同敷地に、商業施設や事務所、郵便局などを中心とする延べ約20万�uの高層複合開発ビルを計画している。
　設計者選定は公募型プロポーザルで行われ、日建設計の得点は100点満点中91.92点。ほか２社の企業名は公表されていないが、それぞれ82.22点、64.54点だった。
　1939年に完成した大阪中央郵便局は、鉄骨鉄筋コンクリート造地下１階地上６階建て延べ３万6,900�u。歴史的な建物であることから、保存・活用の在り方について有識者の委員会で検討中。
(2007/11/30)