コリー達に囲まれて
ラフコリー専門のブリーダーとして、コリー達と共に過ごす日々を記録します。

こちらから売った覚えはない

AIRWOMAN COLLIES

http://airwoman.if.tv/


結局のところ、可哀想と可愛いでしか、犬を捉えられない
人々が、私を非難しているということだ。私は、こちらが
先に喧嘩を売られたと思っている。ブログの日付や内容を
見ても前後関係は分かるはずだ。以前は、うちのURLを
某ブリーダーのブログのコメント欄に貼られたが、今回は
リンク先のブログだったから気付くのが遅れたのである。
何を言っても理解しようとはしないだろうけど、ブログの
主に答えておこう。


某ブリーダー・サイトの信奉者と異なり、私を応援して
下さる方々は、長らくレスキューに関わってきた人や
親の代から訓練系の繁殖家の家庭に育った人や純粋に
血統や犬種を研究してきた人や獣医師といった人々が
多いのである。


無料譲渡の里親ではなく、購入ではあるが、私自身が
コリーを成犬から何頭も飼ってきている。譲渡にお金が
関係しているとか、いないとかは、犬自身にとっては
関係ない。成犬になってから環境が変わるという点で
全く同じである。


引き取った犬が、なかなか食べるようにならないのは、
孤独だけが原因じゃないのである。単に新しい家庭での
環境作りが不十分だったり、以前の家庭での飼育方法と
ギャップが大き過ぎるのに原因があるということだ。


手から物を食べさせるのは、病気で上半身を起こせない
犬以外には行わない方が良いことである。逆に、余計に
食べなくなってしまうので、私は子犬のオーナーさんに
そうしないように言っている。


計画繁殖でもないのに、目を放した隙に息子犬が母犬に
乗って妊娠、そして2回連続の帝王切開で出産、生まれた
子犬たちには遺伝的傾向が非常に強いと言われる口蓋裂が
出ているのに、有料で子犬を売るブリーダーであるにも
関わらず、淘汰はせずに育ててしまう。そして、口蓋裂の
子の同胎犬を繁殖に使う。きっとその繁殖で、口蓋裂の
子犬が2〜3頭生まれたとしても皆、育ててしまうこと
だろう。それが無理なら、あなた達が協力すればよい。


自分の犬たちが可愛くて、オスメスごっちゃで室内飼育、
それがゆえに縫合手術が必要な怪我が多く、だけれども
飼主さん達には言葉優しくて、みんなで仲良くワイワイ
やっていれば、“理想的なブリーダー”なのだとする
方々が、こぞって、私の非難をしているのである。


もうちょっと犬種のこと、繁殖のことを勉強すべきだと
言いたい。トリマー学校を出たてのような方も中には
いらっしゃるようだが、学校で、遺伝とか正しい繁殖の
あり方とかを習ってないのかな?専門学校を出た人間が
「うちの○○ちゃんの子供が欲しい」の素人繁殖家と
同レベルではいけないと思うのだけど。


そうそう、日本語が上手く伝わっていないようだから、
書き加えておく。私は、人も犬も道連れに心中したりは
しないから御安心下さい。そうなる前に自主廃業するし、
家族も何十年来の友人もいるし、上っ面だけの仲良しは、
全然、必要ないと思っているので、御心配なく。
もうアホらしいので、どんな悪口を書かれても応じる
つもりはないので、そっちで勝手にやって頂戴。


私の悪口で盛り上がれば盛り上がるほど、コリー飼いに
素人繁殖家や繁殖に関する意識の低い人々が多いのだと
いうことが露呈するだけだ。


ついでに書いておくが、ハンドルネームは忘れたが、
楽しいオフ会に参加しているあなた達のどなたかが
飼っている某年度のベストコリーの子犬は、この先、
治療薬そのものがコリーを殺す可能性のある遺伝的
傾向の強い全身性アカラスを病む可能性があるから、
用心しておいた方が良い。


某年度というか何度かベストコリーを取っているらしい
種オスの前胎の犬が、全身脱毛の惨憺たる有様で某県の
ショーに出て来たということを知っているだろうか。
某県のJCC会員は、皆、知っていることである。
私と違ってJCCに身をおいているので、人間関係が悪く
なるのを心配して表立っては言えずにいるのである。


全身脱毛を起こすというのは、遺伝的傾向の強い全身性
アカラスの犬か、オスのホルモン失調の犬か疥癬の犬が
考えられるが、まさか犬の集まる所に伝染する疥癬の子は
連れてこないだろうし、来ていたのはメスだったそうだ
から、オスに多いホルモン性のものでもなかろう。


とすると、全身性アカラスである可能性が濃厚である。
その犬の後胎でベストコリーになった犬の繁殖犬舎が、
あなた達の崇拝するブリーダーの血統の大元の犬舎であり、
その全身脱毛の犬の弟であるベストコリーは、どんどん
繁殖に使われているのである。


そういう血統を繁殖に使っていけば、いったいどういう
恐ろしいことになるのか、真剣に考えるべきだと思う。
そして、ブリーダーとして、本当に飼主さんや繁殖犬を
大切にするというのは、オフ会を主催することではなく、
虚弱な犬や遺伝的に問題のある犬を渡さずに済むように、
繁殖に努力することである。


可愛いと可哀想だけで犬を捉えると、犬種そのものが
衰退するのだということを知らねばならない。個への
愛情に溺れて、種への愛情を蔑ろにするべきではない。
【2007/11/29 02:30】 | 飼育

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

プロフィール

エアウーマン

Author:エアウーマン
数少ないラフ・コリー専門の
ブリーダーとして、繁殖や
ショーや訓練に頑張ってます。

カレンダー(月別)

10 ≪│2007/11│≫ 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

友達申請フォーム

この人と友達になる