このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 社会 > ニュース


社会メニュー

カナダも慰安婦決議案可決へ

 カナダのメディアは27日、第2次世界大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり、同国下院が日本政府に謝罪などを求める決議案を今週中にも全会一致で可決する見通しだと伝えた。決議案には、慰安婦問題が「日本軍による戦争犯罪」であると日本の学校教科書に明記する要求も含まれているという。

 同問題では今年7月、米下院が日本政府に公式謝罪を求める決議を可決。今月にはオランダ下院が同様の決議を可決しており、カナダ下院が可決すれば、日本に対する謝罪要求がさらに国際的広がりをみせることになる。

 同メディアによると、日本政府が決議案を可決しないようカナダのハーパー首相らに働き掛けたが、主要4党は既に可決の方針で合意しているという。

 決議案は、日本が「20万人以上のアジアの女性に大戦中、軍の性奴隷になるよう強制した」ことを認め「公式で誠実、明白な謝罪」を行うよう求めている。

 決議案は3月に下院の小委員会で可決、その後、上部委員会での審議を経て本会議にかけられた。下院本会議は27日に公聴会を行い、韓国人やフィリピン人元慰安婦の証言を聞いた。

[2007年11月28日16時32分]

【PR】

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

もっと見る



このページの先頭へ