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高島の犬持ち込み問題:保護団体が犬搬入 「合意はない」と住民側抗議 /滋賀

 ◇病歴あるのも含め小型犬20匹

 大阪市の犬の保護団体「アーク・エンジェルズ」(林俊彦代表)が病歴のある犬を高島市今津町酒波の団体施設に持ち込もうとしている問題で、同団体が27日、病歴のある犬も含めて小型犬約20匹を施設内に搬入した。団体側は「住民から犬の持ち込みの理解が得られた」とするが、住民側は「搬入を認めたことは一切ない」と抗議。両者はこれまでの協議で「住民の同意が得られた後、犬を搬入する」ことで合意し、排水の処理方法などについて話し合っていた。

 同団体によると、搬入した犬は、大阪市の施設などで保護する約70匹の一部で、半数が皮膚病の「疥癬(かいせん)」の病歴を持つ。

 この日、地元住民らでつくる「進出反対期成同盟」の役員らが林代表らに抗議したが、午後1時半ごろ、犬を積んだ団体のワゴン車など計5台が次々に施設に入った。

 施設前では、役員や市職員ら十数人がいたが、10月6日の道路封鎖などの混乱はなかった。

 期成同盟会長の大森六己市議は「団体側と話し合いの日程の調整はしていたが、持ち込み日の調整などしていない」と抗議。団体側は「住民代表者らから搬入の同意を得たので持ち込んだ。今後は施設の運営状況を住民に見てもらいたい」と話した。【近藤修史】

毎日新聞 2007年11月28日

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