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隠ぺい工作指示で紀元会幹部を追起訴

 長野県小諸市の宗教団体「紀元会」会員の奥野元子さん(63)が集団で暴行され死亡した事件で、長野地検は27日、隠ぺい工作を指示したとして犯人隠避教唆罪で同会幹部の窪田康子容疑者(49)を追起訴した。

 地検は窪田被告が会の実権を握った2003年ごろから、一部会員の間で窪田被告の指示による暴力が日常的に行われ、今回の事件でも窪田被告が主犯格として暴行や隠ぺい工作を指示していたとみている。窪田被告は指示について否認しているという。

 起訴状によると、窪田被告は奥野さんに対する暴行に紀元会が関与したことを隠すため、9月25日午前1時半ごろ、小諸市の同会施設内で、奥野さんの夫和宏被告(35)に家族が暴行したことにするよう指示。和宏被告ら奥野さんの家族4人に虚偽の供述をさせるなどした。

 窪田被告はその場にいたほかの会員にも「余計なことを言うな」などと口止めしていたという。

 地検はこれまで、奥野さんに対する傷害致死罪で窪田被告ら会員の女19人と、和宏被告、長女森久里子被告(37)を起訴している。

[2007年11月27日20時52分]

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