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全日空、スターフライヤーに1億円を出資

2007年11月20日18時32分

 スターフライヤー(北九州市)は20日、北九州―羽田で共同運航している全日本空輸に対して第三者割当増資を実施すると発表した。全日空は12月21日付で約1億円を出資、発行済み株式の1.05%を保有する。スター社が航空会社の出資を受けるのは初だが、同社は「全日空に、これ以上出資を求める計画はない」として、「独立路線」は堅持するという。

 スター社は12月に約10億円を調達する計画。うち約3億円は増資、約7億円は銀行の融資をあてる。

 スター社は新路線参入や機体整備などの面でも、協力関係にあった方が有利と判断して全日空と資本提携したとみられる。全日空も低価格の航空会社設立を検討中で、スター社のノウハウを吸収できる利点がある。

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