■ 室蘭市、給水停止の件数が増加傾向 昨年度531件
【2007年11月24日(土)朝刊】


 室蘭市水道部が上下水道料金の滞納者に対する最終措置として実施している給水停止の件数が増加傾向を示している。平成13年度で300件だったが、18年度は約1.8倍の531件に上った。

 水道部が集金業務を廃止した13年度以降のデータをまとめた。市民生活を守るためライフラインの停止は相談や各種支払いの働き掛けを経た最終措置として慎重に実施している。

 滞納者に対する対応の手順は納入通知書発送から(1)30日以内に入金がない場合は督促(3)80日で催告(4)100日で給水停止予告(5)110日で給水停止通知(6)給水停止―の手順を踏んでいる。

 13年度の給水停止件数は300件だったが、以降は374件、442件、447件、498件、531件と増加が続いている。

 この前段の給水停止通知の推移も13年度1859件、3125件、3541件、3860件、3841件、4137件と増加傾向にある。

 水道部は「明確な要因は分からない」と前置きしながら「相談件数も確実に増えている。不景気や各種制度改正による負担増、モラル低下が推測される。今後も増えるのでは」と話している。



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