東京郊外の小さな町工場に勤め始めて、はやひと月半が経ちました。
職場に嫌な人はいないし、仕事は面白いし、通勤は快適だしで、これで文句を言ったらバチが当たるというものですが、いかんせんひ弱な私には、躯体がもちましぇ~ん。
鉄工所で勤務するのがこんなにきついとは思ってもみませんでした。
確かにそういう事を忠告してくれた人はいたのですが、もう後戻りできないところまで来てしまわないと気付かないのが私の悪い癖です。
いまさら後悔しても、どうにもなりません。
本来ならこのラックも、お盆休み前にとっくに完成していて今頃は海で泳いでいる筈なのですが、「仕事して帰ってきて家でまた溶接の火花なんて見たくない~~。」と、予定をずるずる後回しにしてきて、結局今日のお昼すぎにようやく形になりました。。
ミニチュアの棚は、スパイスなどの小瓶を収納するのに便利なので雑貨屋さんなどで人気のアイテムですが、お人形サイズともなるとなかなかぴったりするものがないので、作ってしまいました。
市販されているものは、大抵がコンパクトに畳めるようにギミックが仕込んであるので、それも再現してみました。
鉄パイプを小さく切って蝶番代りにしたのですが、思っていたよりずっと簡単でした。
やっぱりこういうのは、考えるより先に動くのが肝ですね。
仕掛けものを作る場合、木だと0.5ミリ違っただけで噛み合わなくなってしまいますが、鉄だと1.5ミリぐらいくるっていても後から力尽くで押し込めば適当にひん曲がって馴染んでくれるから便利です(やっぱ私って鉄工向き)。
せっかくの夏休み初日なのですが、遠出するにはもう遅いので、深大寺に行って来ました。
蕎麦は美味しいし、緑は綺麗だし、お寺は古いし、何より行くのに疲れないときてますから、半日で行って帰って来るにはもってこいです。。
今、アニメで大人気のゲゲゲの鬼太郎のキャラグッズと、水木しげる先生の故郷、鳥取県境港の名品が揃っている鬼太郎茶屋にも注目。
妖怪かき氷は昔ながらの角氷を削って作るふわふわの食感が売りの逸品。他にも、鬼太郎ビール、じゃころっけなど、充実の店構え。
さて、名物の蕎麦ですが、どこのお店でもやっているのですけれど、どれでも美味しいという訳ではないから要注意。
有名な所だと、お寺を出て直ぐの嶋田屋と門前が人気が高いようですが、私は乾門脇の坂道を登ったところにある玉乃屋がお気に入りでして、店の半分がオープンになっているので、木漏れ日の下開放的な気分で食事が楽しめるのです。
今日食べたのは、「夏野菜天もり」。トマト、コーン、アスパラガス、オクラ、ズッキーニ、ナスといった洋野菜中心の天ぷらが添えてありまして、特にトマトの天ぷらはありそうでなかった新食感なのでした。
※注意!プチトマトの天ぷらは放置し過ぎると爆発の危険があります。衣が揚がったらすぐに取り出して下さい。
ご家庭で試してみたい方は、
コチラが参考になると思います。