2007年11月05日 更新

フジ系昼ドラ“ドロドロ路線”変更!新作は真正面から愛描く

先月下旬のクランクインに顔をそろえた左から小田茜、遠藤久美子、内田滋。無償の愛の物語を3人で紡ぐ

先月下旬のクランクインに顔をそろえた左から小田茜、遠藤久美子、内田滋。無償の愛の物語を3人で紡ぐ

 「真珠夫人」「牡丹と薔薇」などのヒットを飛ばしたフジテレビ系昼ドラが、来年1月7日スタートの新作「安宅(あたか)家の人々」(月〜金曜後1・30)で、“ドロドロ路線”を変更することが4日、分かった。

 原作は吉屋信子さんの昭和26年の新聞連載小説で、映画化もされた、当時の話題作。今回の時代設定はバブルに沸く昭和の終わり。ホテル王の使用人の娘・久仁子(遠藤久美子)が、知的障害のあるホテルの跡取り息子・宗一(内田滋)と結婚させられ、徐々に宗一の汚れない心にひかれていく。さらに、宗一の義妹・雅子(小田茜)もまた、夫(小林高鹿)の不義を知り、宗一に好意を抱き…という物語だ。

 「人々が私利私欲に走り、欲しいものをすべて手に入れた時代に、相手からの愛も望まぬ無償の愛を描きたい」と制作にあたる東海テレビ。「これまでは愛憎の“憎”をクローズアップしてきたが、今回は愛を真正面から描く」。登場人物は皆純粋な心を持ち、“悪人”は1人登場するだけ。その人物も深い心の傷を負っている設定という。

 1作限定の“脱ドロドロ”だが、結果いかんで、今後の同枠の作品作りに大きな影響を与えるかも?