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「ニュースのたね」について
オーマイニュース(OhmyNews)の掲載記事のうち、「ニュースのたね」ページに掲載されている記事は、オーマイニュースによる編集作業を経ていない、市民記者から投稿されたままの記事です。その点をご理解のうえ、お読みください。 永住外国人に地方参政権を!国際化・共生化に向けての闘い呉 秀路(2007-11-16 10:29)
「在日外国人に地方参政権を付与せよ!」
この日東京日比谷野外音楽堂で「11.7全国決起大会」が6年ぶりに催され、全国各地方から約4000人近くもの在日韓国人同胞が集った。来賓には参議院白議員や元長野県知事の田中議員や公明党、共産党 日韓親善協会会長など名立たる顔ぶれが出席した。政治家のあいさつが終わった後、在日外国人の地方参政権の要望書を国会に提出。「永住外国人に参政権を!」「差別のない共生社会を!」「日本は新の国際化を!」参加者は皆プラカードや旗を持ち、日比谷~銀座まで約1.5kmの道程をデモ行進した。 何故在日韓国人は参政権を求めるのか? 朝鮮総連側は同化に繋がると反対姿勢である 数十年前から賛否両論の協議の中、提唱しているこの訴えは、実現化に向けて今尚取り組む大きな問題である 「戦後60年以上、地域社会の発展に寄与し、住民税の義務を履行しているにも関わらず「住民」としての義務・権利が日本国民と同様に付与されないのはおかしい」「日本に住む住民として暮らしを良くするための意思決定手段がない」 対して「憲法違反」「内政干渉の可能性」「日本の地方自治体が外国人に乗っ取られる危険性」などの意見も飛び交う 定住外国人の政治参加はまだ差別によって阻まれている 権利が欲しいなら国籍を変えろというナショナリズムは古いのだ。時代は大きく変化しているのに、古い体質というのは中々変わらない 実際今の政治はどうだろう 前首相A議員の退任問題、最近では民主党のO沢議員の辞任騒動。国民の政治不信は募るばかりであるし、定住外国人だって同じ意見である 関心があっても投票にいけない 自分の1票で何か変わる力になるんだったら参加したい 権利のためにそう簡単に国籍を変えるなんて事もできない 在日1、2世ら先駆者の中には経済的に豊かになり、地位も名誉も手に入れた人も多くいる。だがこの権利だけは付与されないでいる 日本の学校に行き、日本の教育を同じように受ける中、成長するに連れて感じる様々な差別。国籍が違うというだけでどこか蚊帳の外だ 韓国ではデモ運動が頻繁にある 宗教・労働条件・徴兵制度など論議される問題ではデモが至る所で起こる。売春婦までもが自分らの生活のためデモをしたニュースも記憶に新しい デモは住民が権利を勝ち取るために闘う手段として大きな意味を持つ 国際化を叫ぶ中、2005年6月韓国は永住外国人には地方自治体参政権を付与した。ヨーロッパ諸国では、一定の条件も下に地方参政権を認める方向にある このデモ行進は日本人にとってもイチ国民として参政権のある意味を考え、個々の政治に対する意識が変わる良い機会になればと思う |