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車内携帯電話ストップ策、鉄道各社取り組みさまざま

11月21日10時23分配信 読売新聞


 阪急電鉄は2003年以降、携帯電話の電源を切る「全面オフ」の対象車両を2車両としてきたが、先月末から1車両に減らした。

 全面オフの車両でも携帯電話を使う乗客が後を絶たないため、「オフ車両を1両に絞り、乗客の注意を喚起することで、その車両だけでも電源を切ってもらおう」(阪急電鉄広報部)という苦肉の策だ。

 一方、名古屋市営地下鉄は04年度から、「医療機器の事故が起きてからでは遅い」と、NTTドコモの「ムーバ」などいわゆる「第2世代」の携帯電話がホームや車内で通じなくなるよう、アンテナの位置を変えた。

 心臓病の専門医らでつくる日本不整脈学会によると、携帯電話が原因でペースメーカーが誤作動したという報告例はないが、「日本心臓ペースメーカー友の会」(本部・東京)の日高進副会長(77)は「患者の中には携帯電話を見ただけで具合が悪くなる人もいる。せめて優先席など指定された場所では、電源を切る配慮が、健常者の間で浸透してほしい」と訴えている。

最終更新:11月21日10時23分

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