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アンゴラで謎の病気 4人死亡、WHOが調査
このニュースのトピックス:感染症
アフリカ南部アンゴラの首都ルアンダ近郊で10月以降、約370人の住民らが発熱やめまい、筋肉のけいれんなど原因不明の症状を訴え、少なくとも4人が死亡したことが世界保健機関(WHO)などの18日までの調査で分かった。WHOが原因の特定を急いでいる。
何らかの毒物にさらされたことによる中毒症状との見方もあるが、WHOはロイター通信に「感染症の可能性も除外されていない」と述べた。
WHOによると、10月上旬以降、ルアンダ北東の町で症状が相次いで報告された。幼児や若者に多くみられ、1人で歩くのも困難な状況。検査の結果、高濃度のカドミウムや鉛、水銀などの金属類が検知されることはなかったという。(共同)