(2003/11/04)
２５万人のファンで埋め尽くされたパレード会場＝いずれも神戸市中央区

ビル上階の声援にガッツボーズでこたえる日本シリーズの“お祭り男”金本選手

　「十番目の野手」として熱い声援を送り続けたファンの元へ、猛虎ナインが“凱（がい）旋（せん）”した。三日、神戸市内で開かれた阪神タイガースの優勝パレード。日本一こそ来季に持ち越されたものの、十八年ぶりに成し遂げたリーグ制覇の栄光は決して色あせない。四十一年ぶり、二十五万人の見物客で埋まった沿道はまるでライトスタンド。万歳の声が最後までやまなかった神戸の街は、この日、「甲子園」と化した。
最後のユニホーム姿で神戸のファンの声援にこたえる星野前監督
目を輝かせてお気に入りの選手を見つめる子どもたち
ビルの窓から声援を送るファン
カメラを手に選手の名を叫ぶ女性ファンら
大阪・御堂筋をパレードする阪神の選手ら
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