12日付英字紙チャイナ・デーリーによると、中国新疆ウイグル自治区カシュガルの地方裁判所は8日、同自治区でウイグル族主体の国家「東トルキスタン」建国を目指す独立派幹部らがテロ活動を準備していたとして、国家分裂罪などで5人に死刑(うち2人は2年の執行猶予)、1人に無期懲役の判決を言い渡した。
判決によると、6人は05年からテロ組織を結成し、訓練基地で約16キロの爆薬を所有。数十人の活動家らに爆弾の使い方を教えていたとされる。同自治区ではウイグル族の独立運動が続いており、当局は来夏の北京五輪に向け警戒を強めている。