通算成績は756試合に登板し、276勝137敗、防御率1.98、2574奪三振。32、33年にはパ・リーグの最優秀選手に輝き、4度の最多勝、5度の最優秀防御率などのタイトルを獲得。引退後は西鉄、太平洋(現西武)、ロッテで監督を務め、平成5年に野球殿堂入りした。
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巨人時代に日本シリーズで対戦した広岡達朗氏の話 「彼がいなかったら、西鉄ライオンズはなかったと言っていいくらい存在感があった。制球が抜群で、汚い投球は一切しなかった。正々堂々と勝負をしてきた。主人や会社のために命を捧げる精神があった」