元従軍慰安婦の女性らが欧州議会に対して「謝罪決議」の採択を求めるデモがヨーロッパ各地で行われました。
8日に行われたドイツ・ベルリンでの証言集会には、韓国人のキルさんをはじめ、フィリピン、オランダの元慰安婦の女性3人が出席しました。戦時中、日本軍に連行され、慰安婦として従事させられたというキルさんらは、日本政府に対し、正式な謝罪と直接の賠償を求めています。
「真実と向き合って心を込めた謝罪と賠償をしてもらえれば、私たちが抱える胸の痛みが少しは和らぐでしょう」(韓国人元慰安婦 キル・ウォンオクさん)
キルさんらは欧州議会の外交委員会にも招かれ、聴聞会が開かれました。今年7月、アメリカの下院本会議で日本政府を非難する決議が可決されたこともあり、今回の活動を支援している国際人権救済組織は、欧州議会でも可決されるよう働きかけを強めていくと話します。
「我々のすべての部門で、欧州議員に対し、この決議を支援するよう呼びかけています」(アムネスティ・インターナショナル アル・ナサニ国際部門担当)
「戦争と性暴力」の問題は、日本軍だけでなくナチ・ドイツや旧ユーゴ紛争などでも起きています。それだけにヨーロッパがこの問題をどう取り上げるのか、関心が集まりつつあります。(12日08:57)