禁煙推進教育を行う衛生部コミュニティー衛生局教育課の李新華課長は11日までに、「たばこ規制枠組条約」「『腐乱した肺、髑髏(どくろ)のマーク、真っ黒になった歯』などの警告マークをたばこの箱に表示することも、たばこ規制枠組条約の定めに沿っている」と述べた。
「たばこ規制枠組条約」はWTOが制定する国際衛生条約で、中国は2009年1月までに条約を履行する義務がある。同条約は、「すべてのたばこの箱の表示面の50%以上、最低でも30%以上のスペースを使い、健康への悪影響を記載しなければならない」「写真や絵を利用してもよい」と定めている。
写真は、現在中国で売られているたばこの箱に表示された警告。「喫煙は健康を害する」と書かれた下に、タール、ニコチン、一酸化炭素の量が記載されている。(CNSPHOTO)
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