札幌放送局

2007年11月12日 12時28分更新

釧路高専 学生の個人情報流出


釧路市の釧路工業高等専門学校の男性准教授が、自宅で所有しているパソコンから、あわせて1400人余りの学生の成績などの個人情報がインターネット上に流出していたことが明らかになりました。

釧路工業高等専門学校によりますと、流出したのは、あわせて1400人余りの卒業生と在校生の名簿や、進学のための推薦書などで、中には個人の成績や性格などの評価も記載されているということです。
学校側は11日、在校生からの指摘を受けて調べたところ、これらの情報が情報工学科の40歳の男性准教授が自宅で使っているパソコンから、インターネット上に流出していたことが明らかになりました。
准教授は去年、体調を崩して自宅で療養した際、これらの情報を自宅に持ち帰っていたということで、学校側はこの准教授のパソコンからファイル交換ソフトの「Winny」を介して情報が流出したものとみています。
釧路工業高等専門学校は「誠に申し訳なく遺憾だ。関係者に謝罪するとともに、情報の管理体制を早急に見直し、再発防止を徹底したい」と話しています。