アークエンジェルズ

「アーク・エンジェルズ」の活動の記録です。
地元代表者シェルター訪問
朝8時、地元住民代表者の方20名ほどがシェルターに来られました。
マスコミは新聞社3社と、どこまでもしつこい朝日放送ムーブの光武氏が来ていました。
(余談ですが何故、ムーブがこれほどまでに動物愛護活動の足をひっぱるのか?とたまに考えます。
その1:広島ドックパークでの取材にムーブはかなり出遅れました。マスコミ各社は9月末には一斉に広島入りしています。光武氏が来たのはすでに10月の21・22の譲渡会も終わり、パークは綺麗になりワンコたちも少なくなっていて、視聴率のためにはドンデン返しを・・・と考えたのでしょうか?
その2:広島ドックパークを「美談では終わらせない」と語った、某愛護団体代表と某ブリーダーにお金を振り込み、お金を渡し広島へ乗り込んできました。)

どんなに叩いてくれても、私達には信念がありますので、いかなる妨害にも屈しませんが、知らない人が報道を見た時に誤解を招き、動物たちにしわ寄せが来るのが現実で、これ以上、罪のない動物たちの邪魔をするのはやめて頂きたい。
今こそ、先進国の名に恥じないように路線をかえて動物たちのために、「報道」と言う力を有功に使って頂きたいです。

本日、マスコミ取材は地元の方への説明が終わってからと思っていましたが、ムーブさん必死でカメラを回していました。
施設内で地元の方へ説明をしていて、視線を感じるなと思いふと見ると光武氏がカメラをまわしていました。
それも、「立ち入り禁止」の看板がありロープで閉鎖している、隣のJR研修所敷地内からでした。
もちろん、JRさんへ立ち入り許可をもらっての事か?
JR施設は10数年前から閉鎖しており、無人なのをいいことに、無断でなら不法侵入でも何でもありなの?朝日さん!!
次回は警察に通報します。
とにかく、個人情報保護法も何もお構いなし!!
先日の集会でも説明に参加して下さった獣医師や関係者の顔は映さないでもらうよう何度も言ってるのに顔が出ていました。
取材制限や取材拒否をしても、ルール破りなどお構いなしの放送局です。呆れてモノも言えません。

本題に戻ります。
消毒薬の説明や犬舎の説明などをし、地下浸透枡の所でやはり伊井地区の方から反対の声があがりました。
「ここの地は粘土質で地下浸透しにくい」
「くみとり方式でとやってくれ」と言う声があがりました。

しかし、今朝4時頃、バケツをひっくり返したような大雨が現場では降りました。
浸透しなければ、あれだけの大雨では、完全に枡からあふれ出るはずです。
枡の蓋を外して見ると綺麗に浸透し、ますの中には大きな石が沢山入って乾き始めていました。
消毒薬の使用法も誤解されていたようで、バケツでザブザブ流すと思っていらしたようです。
スプレーで吹きかける使用法です。
使用しているスプレーをお見せし、ビルコン少量を水で溶かす事をお話しました。

私が一番感じるのは、とにかく「病気の犬だから・・・」に全てが結び付けられているようです。
団体がこの場所を購入したのは2月末。

その後、大阪府のブルセラ感染症犬に着手し大阪府と何度も話しましたが、埒が開かず裁判所で仮処分を申請し、審尋が重ねられました。
全頭不妊手術を即、実施し排菌しないようにし全頭を助けようと戦ってきましたが、大阪府の闇討ちによって早朝4時から陽性犬全頭が殺されてしまいました。
この子達を緊急で保護し、移動するためには滋賀シェルターも候補にあがっていました。
結果は、陽性犬が殺され、生き残った陰性犬も全て里親様の元へ巣立っていきました。
ブルセラ感染症関連のわんこはもぅいません。

次に今回の疥癬症犬です。
犬を飼ってらっしゃる方や犬が疥癬にかかった事がある人なら「何でこんなに大騒ぎするの?」と思ってらっしゃると思います。

これもムーブの放送の影響は大きくありました。
放送内で大阪府大の獣医師が説明。
しかし、この獣医師と団体の犬を治療して頂いてる獣医師とは放送後に会話をされました。
あくまでも、臨床的に治療環境が大きく作用します。との事。
いくら治療をしても、多頭がいつも接触していれば、治ってる子もまた移されイタチごっこのような治療になる事。
団体は完全に個体隔離しての治療になります。
お世話をしている方も、感染しないように完全防備で作業をします。
完治と診断が出たら、みんなで遊ばせるようになります。
現在は、すでにボランティアさん達みんな素手で世話をしています。
感染しないと判っているからです。

ムーブが取材した府大の教授は現場にいる獣医師が判断できることであり、一般的な考えを喋ったとの事、何も疥癬症が1年も掛かるとは言っていないそうでした。
しかし、ムーブはその点だけを取り上げて、「疥癬症の完治は1年かかる、AAの獣医は嘘を言っている」と、放送したのでした。
前後の話を説明しないで、部分だけを取り上げて事を大きくしているのです。
取材は1時間・・・2時間・・・半日にもわたる物です。
しかし、放送時間は限られた数分です。
この、数分内で編集した取材テープが流されるのです。
団体も集会の内容をICレコーダーとビデオに全て納めています。
TVと説明会全部を見られたら、いかに放送内容が真実ではないと言う事が判るはずです。

他の獣医や飼育犬が疥癬にかかった飼い主さんなら、この事実は理解できるはずです。
ブルセラや疥癬症は、狂犬病、レプトスペラ、パルボといった怖い病気ではないのです。
それらを怖い感染症だと地元民に対し、大騒ぎし騒動を拡大してきたのです。
無知なのか、意図的なのか、この責任は大きい!!

地元の方たち一人一人には説明して回れませんが、このシェルターに来る子たちはみんな普通の家庭に居る子たちと同じという事です。
全頭、病気は完治しています。
病気の犬ではありません!!
今後、保護する子たちも病院で検査を行ってからしか移動はしません。
もし、病気であったら私達には医療行為ができませんから、入院し治療をしなければなりません。

全国で処分の時間を恐怖に怯えながら耐えている子たちが沢山います。
どうか、シェルター稼働を実現させ、1頭でも無駄に命を落とさせない為、救って行きたいです。
そして、犬が笑う顔を地元の方たちに是非、見て頂きたいです。
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